茂木町立茂木中学校

茂木町立茂木中学校

茂木町立茂木中学校は、栃木県芳賀郡茂木町にある公立の中学校で、地域の教育の中心的役割を担っています。2008年にリニューアルされた校舎は、地元の木材を使用して建てられたもので、木の香りが漂う明るい雰囲気の中で学ぶ環境が整えられています。

校舎の構成

学校の校舎は北校舎と南校舎に分かれており、北校舎には教室や理科室、職員室が配置されています。南校舎には音楽室や美術室、技術室、調理室、さらには被服室も設置され、生徒たちが多様な科目を学ぶことができるようになっています。また、昇降口は学年ごとに分かれており、1年生、2年生、3年生がスムーズに入退校できるような配慮がなされています。

2階には北校舎と南校舎を繋ぐ渡り廊下があり、3年生用のトイレや図書室、視聴覚室、進路学習室が位置しており、学びやすい設計がなされています。体育館は広々としたスペースがあり、バスケットボールコートや剣道場、柔道場も備わっています。校庭は野球部、サッカー部、テニス部など、さまざまなスポーツ活動にも対応している大きさです。

部活動の活発さ

茂木中学校での部活動も非常に活発で、女子卓球部は関東大会に出場経験があり、吹奏楽部も東関東大会に多く参加しています。野球部は毎年県大会での好成績を収めてきました。また、バレーボール部は県大会や関東大会の常連となっています。特に美術部は全校生徒の40%が所属しており、芸術活動にも力を入れています。

歴史と成長

茂木中学校は1947年に設立され、茂木町立茂木小学校に併設されてスタートしました。その後、数回の学校施設の拡張や改修を経て、2008年には新校舎が完成しました。また、学校は数多くの環境保護活動や緑化活動でも評価されており、全国大会での受賞歴も多数あります。

特に、1990年には「学校環境緑化コンクール」で農林水産大臣賞を受賞し、その後も多くの緑化賞を受けています。茂木町は自然環境に恵まれているため、生徒たちは自然とのふれあいを大切にしながら学んでいます。

通学区域と対象小学校

通学区域は茂木町全域となっており、進学対象の小学校には茂木町立逆川小学校、茂木町立茂木小学校、茂木町立中川小学校、茂木町立須藤小学校があります。これらの小学校から多くの生徒が進学しており、地域全体での教育が行われています。

茂木町立茂木中学校は、このように多様な教育環境と伝統を持ち、地域の次世代を担う生徒たちを育成しています。

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