茅ケ崎警察署

茅ケ崎警察署について

茅ケ崎警察署（ちがさきけいさつしょ）は、神奈川県警察の管轄下にある警察署で、相模方面本部の第六方面に属しています。この警察署は中規模であり、識別章の所属表示はYKです。所在地は神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎三丁目4番16号で、最寄り駅はJR東海道本線および相模線の茅ケ崎駅、北茅ケ崎駅です。

管轄エリア

茅ケ崎警察署が管轄する地域には、茅ケ崎市と高座郡寒川町が含まれ、総管轄面積は約49.13平方キロメートルに及びます。地域内の居住人口は約30万人で、治安を維持するために重要な役割を果たしています。

特に、夏季には海水浴客の増加に伴い犯罪件数が上昇する傾向があり、これにより署の業務が特に忙しくなります。

歴史

茅ケ崎警察署の歴史は1948年にさかのぼります。昭和23年3月7日、旧警察法の施行により、藤沢警察署から分離され、茅ヶ崎市警察署が設立されました。その後、同年11月に最初の庁舎に移転しました。1954年には警察法の改正により、現在の神奈川県茅ケ崎警察署と名付けられました。1963年には旧庁舎の本館が完成し、この後増築も行われました。

2019年7月8日には新庁舎に移転し、鉄筋コンクリートの地上4階建てで、延べ床面積は4161平方メートルに達します。新しい施設に移り、地域の治安対策も一層強化されています。また、2022年3月31日には岡田交番の廃止が決まりました。

構成

茅ケ崎警察署の組織は、署長、副署長、地域担当の次長、刑事および生活安全担当の次長など、多くの役職から構成されています。また、常設の警務課、留置管理課、会計課、生活安全課、地域課、刑事課、交通課、警備課などが存在し、それぞれの業務を担当しています。

地域課は警ら用の無線自動車を3台、小型警ら車を5台運用し、迅速な対応を可能にしています。

交番と駐在所

茅ケ崎警察署には多くの交番や駐在所が設置されています。具体的な交番には茅ケ崎駅前交番、中海岸交番、茅ケ崎駅南口交番、平和町交番、今宿交番、浜見平交番、小和田交番、鶴が台交番、浜竹交番、寒川駅前交番、宮山交番などがあります。また、駐在所も東海岸、西久保、南湖、小出などに設置されています。

さらに、茅ケ崎市周辺には街頭緊急通報装置や自動車ナンバー自動読取装置（Nシステム）が導入されており、地域の安全対策に努めています。特に国道134号沿いや県道46号、県道45号、県道47号などに設置されています。

まとめ

茅ケ崎警察署は、その幅広い管轄地域と多様な業務により、地域住民の安全を守る重要な存在です。観光シーズンには増加する犯罪に対しても警戒し、対応策を講じることで、市民の安心できる生活を支えています。

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