茅ヶ崎市消防本部

茅ヶ崎市消防本部概要

茅ヶ崎市消防本部は、神奈川県茅ヶ崎市に位置する消防部局として、茅ヶ崎市及び寒川町を管轄しています。市民の安全を守るために、様々な消防活動や救急業務を展開し、地域の安心な暮らしを支えています。

基本情報

• - 所在地: 茅ヶ崎市茅ヶ崎1-1-1
• - 管内面積: 49.04 km²
• - 職員数: 317名
• - 施設: 消防本部1カ所、消防署1カ所、分署2カ所、出張所4カ所

主力機械（2021年4月1日現在）

消防本部は、様々な消防車両を駆使して、迅速な対応を行っています。主な機械の種類には、以下が含まれます。

• - 普通消防ポンプ自動車: 8台
• - 水槽付消防ポンプ自動車: 2台
• - はしご付消防自動車: 2台
• - 化学消防自動車: 1台
• - 救急自動車: 9台
• - 指揮車: 1台
• - 救助工作車: 2台
• - 特殊災害対応車: 1台
• - 水難救助工作車: 1台
• - その他（広報車、連絡車、査察車など）

沿革

茅ヶ崎市消防本部は、1948年にその歴史をスタートしました。1948年3月7日に消防本部及び消防署が新設され、その後も地域のニーズに応じて機能を拡充させてきました。主な沿革は以下のとおりです。

• - 1954年: 南湖出張所を開設
• - 1962年: 救急車を配置し救急業務を開始
• - 1986年: 小出出張所を開設
• - 2000年: 南湖出張所を廃止し、海岸出張所を開設
• - 2016年: 消防本部を茅ヶ崎市役所内に移転
• - 2022年: 寒川町との消防業務の統合

これらの変遷を経て、茅ヶ崎市消防本部は、救急や防災への対応力を高め、地域に密着したサービスを提供しています。

組織と業務

消防本部は、各業務を担う複数の課で構成されており、主な部署には以下があります。

• - 消防総務課: 組織全体の運営を管理
• - 予防課: 火災予防や安全対策の啓発
• - 警防救命課: 緊急時の対応及び救命活動の実施
• - 指令情報課: 999通報や指令手配の受付

消防署は、特に地域の警察との連携も強めており、災害に対する迅速な対応を可能にしています。

事件と不祥事

2017年には、消防署員の不祥事が報告されました。消防署警備2課の職員が、酒気帯び運転の車両に同乗し、重大な事故を引き起こした事件です。この件は社会問題としても注目され、結果として男性主事は停職処分を受け、依願退職となりました。このような事例は、今後の職員教育や倫理の強化に繋がることが期待されています。

結論

茅ヶ崎市消防本部は、地域密着型のサービスを提供し、消防活動を通じて市民から信頼を受ける機関です。消防車両の充実や地域との連携を深め、日々進化し続ける消防本部として、これからも市民の安全を守る重要な役割を果たしていくことでしょう。

もう一度検索