茨城県道161号門井山方線

茨城県道161号門井山方線

茨城県道161号門井山方線は、茨城県常陸大宮市門井を起点とし、同市山方へと至る、全長約9kmの一般県道です。この路線は、地域住民の生活道路としての役割を担うとともに、沿線にあるゴルフ場へのアクセス路としても利用されています。

路線概要

起点: 茨城県常陸大宮市門井（茨城県道12号烏山御前山線交点）
終点: 茨城県常陸大宮市山方字枇杷川三丁目1387番1地先（国道118号交点）
総延長: 9.071 km
実延長: 7.832 km

この路線は、起点から終点まで、常陸大宮市内を東西に横断する形で整備されています。

歴史

茨城県道161号門井山方線の歴史は、1940年（昭和15年）に路線認定された野上長倉線に遡ります。その後、1959年（昭和34年）に現在の路線が認定され、県道門井山方線として正式に発足しました。当初の路線は、東茨城郡御前山村大字門井から那珂郡山方町大字野上までを結ぶものでした。

その後、道路の改築やバイパス整備、区間変更などを経て、現在の形に至っています。主な変更点は以下の通りです。

1970年: 国道118号の改築に伴い、終点側の道路が延長されました。
1987年: 山方町照田地内にバイパスが整備されました。
1993年: 大宮町西塩子地内にバイパスが開通し、旧道が指定解除されました。
1995年: 整理番号が208から161に変更されました。
2008年: 常陸大宮市西塩子地内において、バイパスを含む道路改良が行われました。
2013年: 国道118号に接続するバイパスの一部が開通し、旧道の一部が市道に降格しました。
2018年: 国道293号と接続する旧道が指定解除され、常陸大宮市に移管されました。
2022年: 北塩子地内にバイパスを新設する道路区域が指定されました。

これらの変更により、道路の安全性と利便性が向上しています。

通過する自治体

茨城県
常陸大宮市

交差する道路

茨城県道102号長沢水戸線（常陸大宮市照田）
国道293号（常陸大宮市北塩子）

沿線施設

マナゴルフクラブ（常陸大宮市西塩子）
水戸グリーンカントリークラブ照田コース（常陸大宮市照田）

道路の状況

茨城県道161号門井山方線は、一部区間でバイパスが整備されているものの、依然として幅員が狭い箇所も存在します。そのため、走行には十分な注意が必要です。

また、沿線にはゴルフ場があるため、特に週末や祝日には交通量が増加する傾向があります。地域住民の生活道路としての役割に加え、ゴルフ場へのアクセス路としての利用も多いため、地元住民だけでなく、ゴルフ愛好家にとっても重要な路線となっています。

まとめ

茨城県道161号門井山方線は、常陸大宮市内の東西を結ぶ重要な道路であり、地域住民の生活を支えるとともに、沿線にあるゴルフ場へのアクセス路として利用されています。歴史的な変遷を経て、現在の姿に至っており、今後も地域社会にとって不可欠な道路として維持管理されていくことが期待されます。

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