茨城県道172号額田南郷田彦線

茨城県道172号額田南郷田彦線について

茨城県道172号額田南郷田彦線は、茨城県那珂市を起点とし、ひたちなか市に至る全長約7.4kmの一般県道です。この路線は、那珂市額田南郷の額田坂下交差点から、ひたちなか市田彦の国道6号交点である田彦郵便局前交差点までを南北に結んでいます。

概要

この県道は、ひたちなか市勝田市街地と常陸太田市街地を最短距離で結ぶ重要なルートの一部を担っています。地域住民にとって、日常生活や経済活動を支える上で欠かせない道路です。

路線データ

起点: 那珂市額田南郷字中之町318番地先（茨城県道62号常陸那珂港山方線交点）
終点: ひたちなか市田彦（国道6号交点＝田彦郵便局前交差点）
総延長: 7.431 km
重用延長: 0.030 km
実延長: 7.401 km

歴史

この道路の歴史は古く、1934年（昭和9年）には、その前身となる額田水戸線が路線認定されました。その後、1959年（昭和34年）に現在の路線である県道額田南郷田彦線として正式に認定されました。

1959年（昭和34年）10月14日：県道額田南郷田彦線として路線認定（図面対照番号170）
1995年（平成7年）：整理番号が227から172に変更
2019年（平成31年）3月28日：国道349号旧道移管に伴い、起点が額田交差点に変更
2021年（令和3年）6月21日：那珂市堤 - ひたちなか市大字佐和間に道路改良バイパス（1.035km）を新設

路線状況

交通量は比較的多く、特に国道6号との交点付近では渋滞が頻繁に発生します。県道の南半分にあたる区間、具体的には国道6号交点から那珂市堤の茨城県道31号瓜連馬渡線交点までは、1.5車線でセンターラインがない狭隘区間となっており、速度制限は30～40km/hに設定されています。

道路施設

横堀橋（常磐自動車道、那珂市横堀）

地理

沿線は平坦な地形であり、畑作地や住宅地が広がっています。道路自体は、一部に緩やかなカーブがあるものの、全体的にはほぼ直線に近い線形となっています。

通過する自治体

茨城県
那珂市
ひたちなか市

交差する道路

国道349号（起点・那珂市額田南郷）
常磐自動車道（那珂市横堀）※立体交差
茨城県道31号瓜連馬渡線（那珂市菅谷、那珂市堤）
国道6号（終点・ひたちなか市田彦）

参考資料

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部 常陸大宮土木事務所（道路の管理事務所）

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