茨城県道185号繁昌潮来線

茨城県道185号繁昌潮来線について

茨城県道185号繁昌潮来線は、茨城県行方市繁昌を起点とし、潮来市に至る全長約16kmの一般県道です。この路線は、地域の交通ネットワークにおいて重要な役割を果たしています。

概要

起点: 茨城県行方市繁昌（茨城県道2号水戸鉾田佐原線交点）
終点: 潮来市堀之内（国道355号牛堀麻生バイパス交点）
総延長: 16.010 km
実延長: 15.772 km

この路線は、行方市と潮来市を結び、両市間の移動を円滑にするための重要な役割を担っています。

歴史

この路線の歴史は古く、1923年には前身となる香澄鉾田線が路線認定されました。その後、1959年に県道繁昌牛堀線として認定され、1995年に整理番号185となりました。2001年には、市町村合併に伴い、現在の路線名である繁昌潮来線に改称されました。道路の整備も段階的に進められ、狭隘路の改良やバイパスの建設が行われてきました。

年表

1923年（大正12年）4月1日：香澄鉾田線が路線認定。
1959年（昭和34年）10月14日：県道繁昌牛堀線として路線認定。
1969年（昭和44年）8月25日：牛堀町内の狭隘路を改良。
1970年（昭和45年）6月25日：麻生町内の狭隘路を改良。
1971年（昭和46年）10月4日：麻生町内の狭隘路を線形改良。
1972年（昭和47年）6月1日：麻生町 - 牛堀町間の狭隘路を2車線化。
1979年（昭和54年）6月1日：牛堀町内のバイパス路を供用開始。
1981年（昭和56年）6月22日：潮来町内のバイパス路を供用開始。
1982年（昭和57年）6月17日：牛堀町内の現道を2車線化。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が185に変更。
2001年（平成13年）4月1日：路線名が繁昌潮来線に改称。
2008年（平成20年）4月1日：一部区間が最大重量限度25トンの道路に指定。
2020年（令和2年）7月6日：終点付近の区間が潮来市に移管。

路線状況

この路線の一部は、緊急輸送道路として指定されており、災害時の被害拡大防止のため、道路用地内への電柱設置が制限されています。

重複区間

茨城県道186号荒井行方線（行方市根小屋地内）：約0.5km

道路施設

雁通川橋（行方市根小屋 - 矢幡）

地理

通過する自治体

茨城県
行方市
潮来市

交差する道路

茨城県道2号水戸鉾田佐原線（行方市繁昌 起点）
茨城県道186号荒井行方線（行方市根小屋）
茨城県道187号矢幡潮来線（行方市矢幡）
茨城県道50号水戸神栖線（潮来市茂木）
国道355号牛堀麻生バイパス（潮来市堀之内、同市牛堀）
国道51号（潮来市牛堀）
茨城県道5号竜ヶ崎潮来線（潮来市牛堀）

沿線

北浦
矢幡郵便局（行方市矢幡）
ジェイゴルフ霞ケ浦（潮来市茂木）

まとめ

茨城県道185号繁昌潮来線は、行方市と潮来市を結ぶ重要な道路であり、地域の発展と住民の生活を支えるために不可欠な存在です。歴史的な変遷を経て、より安全で快適な道路へと進化しており、今後もその役割は重要であり続けるでしょう。

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