茨城県道219号白山前取手線

茨城県道219号白山前取手線について

茨城県道219号白山前取手線は、茨城県取手市内に位置する、南北に走る一般県道です。この路線は、取手市白山1丁目の国道6号との交差点から始まり、取手市東2丁目の茨城県道11号取手東線との交差点に至る、全長約1.15kmの道路です。

概要

この県道は、取手駅のすぐ北側を通過し、JR常磐線を四ツ谷橋跨線橋で渡る点が大きな特徴です。取手駅東口から国道6号への主要なアクセスルートとして、地域住民の生活を支えています。特に、「白山前交差点」から常磐線を越える区間は2車線道路として整備されていますが、その先の取手一高正門前からは一方通行区間となり、自動車の通行には注意が必要です。

路線データ

起点: 茨城県取手市白山2丁目（国道6号交点、白山前交差点）
終点: 茨城県取手市東2丁目（茨城県道11号取手東線交点）
総延長: 1.149 km
重用延長: なし
未供用延長: なし
実延長: 1.149 km
自動車交通不能区間延長: なし

歴史

この道路の歴史は古く、1959年（昭和34年）に県道として認定されたことに始まります。当初は北相馬郡取手町を起点・終点とする区間でしたが、1995年（平成7年）に整理番号が219に変更され、現在の形に至っています。

主な年表

1920年（大正9年）：前身となる谷田部取手線が路線認定。
1959年（昭和34年）10月14日：県道白山前取手線として路線認定。起点と終点が決定。
1964年（昭和39年）5月1日：一部区間が供用開始。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が308から現在の219に変更。
2004年（平成16年）10月1日：四ツ谷橋の供用開始。
2004年（平成16年）10月14日：四ツ谷橋の架け替えに伴い旧橋梁を区域除外。
2008年（平成20年）7月16日：四ツ谷橋を含む道路の2車線化工事が完了。
2009年（平成21年）1月9日：一部区間の拡幅供用開始。
2009年（平成21年）6月18日：一部区間が電線共同溝整備道路に指定。
2012年（平成24年）11月27日：白山前交差点付近が2車線化。

路線状況

かつては一方通行区間が多かったこの道路ですが、道路幅の拡張工事により、現在は大部分が2車線で通行できるようになりました。ただし、取手一高前より南の区間は、依然として一方通行規制があり、北行き（国道6号方面）と南行き（県道取手東線方面）で一方通行の方向が異なるため、注意が必要です。

道路施設

四ツ谷橋：

JR常磐線と関東鉄道常総線を跨ぐ重要な跨線橋です。橋長74.2m、幅員18mの2車線道路で、両側に歩道が整備されています。以前は1.5車線で重量制限のある橋でしたが、架け替えにより大幅に改善されました。

地理

この道路は、取手市街の高台にある住宅密集地を通過します。JR常磐線が切通しになっているため、高台の区間はほぼ平坦です。台宿1丁目から県道取手東線に向かって、高台から低地へ下る坂道となっています。

通過する自治体

取手市

交差する道路

なし

沿線施設

JR常磐線・関東鉄道常総線取手駅
茨城県立取手第一高等学校
茨城県立取手第二高等学校

脚注

注釈：特になし
出典：茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部 竜ケ崎工事事務所（道路管理事務所）

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