茨城県道231号稲敷阿見線

茨城県道231号稲敷阿見線について

茨城県道231号稲敷阿見線は、稲敷市江戸崎を起点とし、稲敷郡阿見町に至る全長約14.6kmの一般県道です。この道路は、地域住民の生活や産業活動を支える重要な役割を担っています。

概要

この路線は、稲敷市江戸崎市街地から北西方向に進み、阿見町の香澄の里工業団地を通過して国道125号と交差、最終的には阿見市街の霞台交差点に至ります。特に、香澄の里工業団地付近では、国道125号阿見美浦バイパスとの平面交差があり、交通の要所となっています。

路線データ

起点: 茨城県稲敷市江戸崎（県道49号江戸崎新利根線交点）
終点: 茨城県稲敷郡阿見町岡崎（県道34号竜ヶ崎阿見線・県道203号荒川沖阿見線交点、霞台交差点）
総延長: 14.653 km
実延長: 14.451 km

歴史

1971年、県道江戸崎阿見線として路線認定されました。その後、1995年に整理番号が変更され、現在の231号となりました。2006年には、市町村合併に伴い、路線名称が現在の稲敷阿見線に改称されました。

年表

1971年1月18日：県道江戸崎阿見線（整理番号384）として路線認定。
1983年12月12日：香澄の里工業団地内の新道（814m）が指定。
1984年5月17日：香澄の里工業団地内の旧道（875m）が指定除外。
1995年3月13日：江戸崎町内（起点付近）のバイパス道路区域（587m）が決定。
1995年3月30日：整理番号が384から231に変更。
1998年4月2日：旧道（373m）が県道指定解除。
1999年5月20日：阿見町内のバイパス区間が供用開始。
2000年4月1日：阿見町内の区間が車両の最大重量限度25トンに指定。
2002年3月7日：旧道（1.124km）が県道指定解除。
2006年4月1日：路線名が稲敷阿見線に改称。
2014年3月25日：稲敷市内の西町2工区（490m）が道路改良供用開始。
2019年3月25日：稲敷市内の犬塚工区（1.0km）が道路改良供用開始。

路線状況

一部区間を除き、道幅が狭く屈曲箇所が多い箇所があり、歩道が未整備の区間が多く存在します。そのため、道路改良工事が進められています。特に、稲敷市新庁舎の建設予定地周辺では、道路ネットワークにおける重要性が高いため、道路改良が積極的に行われています。

また、災害発生時の緊急輸送道路としての機能維持のため、以下の区間では電柱の新設が制限されています。

稲敷市江戸崎（県道土浦稲敷線交差） - 稲敷市江戸崎（県道江戸崎新利根線交差）
稲敷市江戸崎（県道江戸崎新利根線交差） - 同市犬塚（稲敷市役所）
稲敷郡阿見町追原（県道竜ケ崎阿見線：追原南交差点） - 稲敷郡阿見町香澄の里（阿見町道交差）

重複区間

茨城県道49号江戸崎新利根線（稲敷市江戸崎甲：約0.2 km）

通過自治体

茨城県
稲敷市
稲敷郡美浦村
稲敷郡阿見町

交差する道路

茨城県道68号美浦栄線（稲敷郡阿見町君島 君島交差点）
茨城県道34号竜ヶ崎阿見線バイパス（稲敷郡阿見町追原 追原南交差点）
国道125号（稲敷郡阿見町掛馬 香澄の里工業団地交差点）

周辺施設

JRA美浦トレーニングセンター（稲敷郡美浦村美駒）
* 香澄の里工業団地（稲敷郡阿見町香澄の里）

まとめ

茨城県道231号稲敷阿見線は、地域住民の生活や産業活動を支える重要な道路であり、今後の道路改良により、より安全で快適な道路になることが期待されます。

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