茨城県道243号八代庄兵衛新田線

茨城県道243号八代庄兵衛新田線について

茨城県道243号八代庄兵衛新田線は、茨城県龍ケ崎市内を東西に横断する全長約10kmの主要な一般県道です。この道路は、龍ケ崎ニュータウンの主要な幹線道路としての役割を担い、地域住民の日常生活に欠かせない存在となっています。

概要

起点は龍ケ崎市八代町で、茨城県道5号竜ヶ崎潮来線から分岐し、竜ヶ崎ニュータウンを経由して国道6号（牛久沼東立体交差点）に至ります。この路線は、龍ケ崎市の新興住宅街である白羽、松ケ丘、藤ケ丘、久保台、中根台、小柴、松葉、長山などの各地区を連絡する都市計画道路「牛久沼八代線」としても機能しています。

道路には愛称が付けられており、起点から中根台4丁目交差点までは「ぬく森通り」、中根台4丁目交差点から終点までは「白鳥通り」として地域住民に親しまれています。

路線データ

起点：茨城県龍ケ崎市八代町（茨城県道5号竜ヶ崎潮来線交点＝長峰沖交差点）
終点：茨城県龍ケ崎市庄兵衛新田町（国道6号交点＝牛久沼東交差点）
総延長：9.846 km
実延長：9.815 km

歴史

この道路は、1977年（昭和52年）に県道八代庄兵衛新田線（整理番号405）として路線認定されました。その後、1995年（平成7年）の茨城県道再編時に現在の路線番号243に変更されています。

1998年（平成10年）には、起点から竜ヶ崎ニュータウン（竜ヶ岡地区）までの区間が供用開始されたことで全線が開通しました。

年表

1977年（昭和52年）3月24日：県道路線（整理番号405）として路線認定。
1981年（昭和56年）12月21日：道路区域の一部（竜ケ崎市八代町 - 若柴町：延長8.62 km）が決定。
1986年（昭和61年）4月21日：中根台4丁目交差点 - 若柴配水場入口の区間が開通。
1987年（昭和62年）3月26日：道路の区域（若柴配水場入口 - 庄兵衛新田町：延長1.34 km）が追加決定。
1989年（平成元年）4月14日：若柴配水場入口 - 国道6号の区間（約1.4 km）が暫定2車線で開通。
1989年（平成元年）7月26日：竜ヶ岡中央交差点 - 中根台4丁目交差点の区間が開通。
1990年（平成2年）2月26日：若柴配水場入口 - 国道6号の区間（約1.4 km）が4車線で供用開始。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が405から243に変更。
1998年（平成10年）3月11日：起点 - 竜ヶ岡中央交差点の区間が供用開始し、全線開通。
2001年（平成13年）3月1日：全区間が最大重量限度25トンの道路に指定。
2022年（令和4年）7月14日：竜ケ丘公園付近にバイパス（530 m）を新設する道路区域が指定。

路線状況

この道路は、災害発生時の緊急輸送道路としての役割も担っており、電柱の設置が制限されています。これは、災害時に道路の機能を維持し、被害の拡大を防ぐための措置です。

別名

ぬく森通り：起点・長峰沖交差点から中根台4丁目交差点までの区間
白鳥通り：中根台4丁目交差点から終点・牛久沼東交差点までの区間

道路施設

竜ケ崎大橋：JR常磐線を跨ぐ橋（龍ケ崎市庄兵衛新田町）

地理

通過する自治体：龍ケ崎市

交差する道路

茨城県道68号美浦栄線バイパス（白羽南交差点）
茨城県道34号竜ヶ崎阿見線バイパス（竜ヶ岡中央交差点）
茨城県道34号竜ヶ崎阿見線（貝原塚交差点）
茨城県道48号土浦竜ヶ崎線（中根台4丁目交差点）

沿線

竜ケ岡公園
龍ケ崎市野球場たつのこスタジアム（TOKIWAスタジアム龍ケ崎）
龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールド（流通経済大学龍ケ崎フィールド）
龍ケ崎済生会病院
ショッピングセンターサプラ
龍ケ崎市立松葉小学校
* 牛久沼

まとめ

茨城県道243号八代庄兵衛新田線は、龍ケ崎市の主要な交通網として、地域住民の生活と経済活動を支える重要な役割を果たしています。また、緊急輸送道路としての機能も有しており、災害時にも地域社会の安全を守るための重要なインフラとなっています。

もう一度検索