茨城県道271号龍ケ崎市停車場線

茨城県道271号龍ケ崎市停車場線

茨城県道271号龍ケ崎市停車場線は、龍ケ崎市佐貫を起点とし、同市馴柴町に至る全長約3.8kmの一般県道です。この路線は、JR常磐線の龍ケ崎市駅と関東鉄道竜ヶ崎線の佐貫駅を結び、地域住民の交通利便性を向上させる役割を担っています。

概要

この県道は、龍ケ崎市駅東口ロータリー前の佐貫駅東口交差点から始まり、東へ市街地方面へと進み、主要地方道土浦竜ヶ崎線に接続します。道路は、計画では4車線ですが、現在は一部区間を除き暫定2車線で供用されています。都市計画道路として整備され、地域の交通網において重要な役割を担っています。

路線データ

起点: 龍ケ崎市佐貫3丁目（龍ケ崎市駅・佐貫駅東口）
終点: 龍ケ崎市馴柴町字参区648番2地先（茨城県道48号土浦竜ヶ崎線交点）
総延長: 3.748 km
重用延長: なし
未供用延長: なし
実延長: 3.748 km
自動車交通不能区間延長: なし

歴史

この路線の歴史は、1979年に佐貫停車場線として認定されたことに始まります。当初は、佐貫駅東口と主要地方道竜ヶ崎潮来線を結ぶ県道佐貫停車場小通幸谷線と、佐貫駅西口と国道6号を結ぶ県道佐貫停車場線が存在していました。しかし、1979年の路線認定により、これらの旧路線は廃止され、現在の区間が新たな路線として認定されました。1995年には、整理番号が271に変更され、2020年には、JR佐貫駅の龍ケ崎市駅への改称に伴い、路線名も龍ケ崎市停車場線へと変更されました。

年表

1900年（明治33年）8月14日：佐貫駅（現：龍ケ崎市駅）が開業。
1923年（大正12年）4月1日：佐貫停車場佐貫線が路線認定。
1959年（昭和34年）10月14日：佐貫停車場小通幸谷線と佐貫停車場線が路線認定。
1979年（昭和54年）10月4日：佐貫停車場線（整理番号315）が路線認定。旧路線は廃止され、市道に降格。
1981年（昭和56年）12月24日：道路の一部区域が決定（竜ケ崎市小通幸谷町～馴柴町）。
1990年（平成2年）4月5日：道路区域を東方向に延長。
1992年（平成4年）10月19日：一部区間が供用開始（小通幸谷町～若柴町）。
1994年（平成6年）5月12日：一部区間が供用開始（若柴町～馴柴町）。
1995年（平成7年）3月23日：道路区域を東方向に延伸（馴柴町）。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が315から271に変更。
2006年（平成18年）4月18日：一部区間が供用開始（馴柴町）。
2020年（令和2年）3月14日：路線名が龍ケ崎市停車場線に変更。

路線状況

この路線は、災害発生時の緊急輸送道路としての役割も担っています。そのため、道路法に基づき、電柱の設置が制限されており、災害時の被害拡大防止に努めています。

道路施設

留橋（江川、龍ケ崎市若柴町）

地理

通過する自治体

茨城県
龍ケ崎市

交差する道路

茨城県道48号土浦竜ヶ崎線（龍ケ崎市馴柴町 終点）

沿線

JR 龍ケ崎市駅
龍ケ崎市役所西部出張所
稲敷地方広域市町村圏事務組合龍ケ崎消防署西部出張所

脚注

注釈

特になし

出典

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

参考文献

特になし

関連項目

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部
竜ケ崎工事事務所（道路の管理事務所）

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