茨城県道296号十王停車場線

茨城県道296号十王停車場線について

茨城県道296号十王停車場線は、茨城県日立市に位置し、JR常磐線の十王駅と茨城県道・福島県道10号日立いわき線を結ぶ県道です。この路線は、地域住民の生活を支える重要な役割を担っています。

概要

起点: 茨城県日立市十王町友部東2丁目1番1地先（十王駅東口）
終点: 茨城県日立市十王町友部112-3番地（茨城県道10号日立いわき線交点＝十王郵便局前交差点）
総延長: 0.809 km
重用延長: なし
未供用延長: なし
実延長: 0.809 km
自動車交通不能区間延長: なし


この県道は、十王駅東口を起点とし、十王郵便局前交差点で茨城県道10号日立いわき線と接続する短い路線です。道路の大部分は市街地に位置し、地域住民の通勤や通学、日常生活に欠かせない存在です。

歴史

この路線の前身は、1923年（大正12年）に路線認定された川尻停車場友部線でした。その後、1959年（昭和34年）に川尻停車場線として新たに路線認定されました。1995年（平成7年）には整理番号が296に変更され、2004年（平成16年）に川尻駅が十王駅に改称されたことに伴い、現在の十王停車場線という名称に変更されました。この名称変更は、駅名と路線名が一致するようになったことを意味します。

年表

1897年（明治30年）2月25日：十王駅（旧川尻駅）が開業。
1923年（大正12年）4月1日：川尻停車場友部線が路線認定。
1959年（昭和34年）10月14日：川尻停車場線として路線認定。道路区域は、川尻停車場を起点とし、県道日立勿来線交点を終点に決定。
1974年（昭和49年）5月13日：川尻跨線橋を含むバイパス道路（1.11 km）の建設区域を指定。
1979年（昭和54年）10月1日：川尻跨線橋が開通。
1980年（昭和55年）7月17日：常磐線の踏切除却に伴い、旧道（256m）が指定解除され、終点が現在地に移る。
1992年（平成4年）8月31日：川尻駅東口から川尻跨線橋東交差点に接続する新道が供用開始。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が105から296に変更。
2004年（平成16年）3月13日：川尻駅が十王駅に改称。同時に、路線名が川尻停車場線から十王停車場線に変更。
2010年（平成22年）5月31日：旧道（延長326 m）が指定解除され、日立市道へ降格。

路線状況

この路線には、JR常磐線を跨ぐ川尻跨線橋が存在します。また、以下の道路と交差します。

茨城県道297号十王停車場川尻線（川尻跨線橋東交差点）
茨城県道10号日立いわき線（終点：十王郵便局前）
茨城県道230号高萩友部線（終点：十王郵便局前）

地理

茨城県道296号十王停車場線は、茨城県日立市内を通過します。沿線には、JR常磐線十王駅があり、駅へのアクセス道路としての機能も持っています。

道路施設

川尻跨線橋（JR常磐線）

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部
* 高萩工事事務所（道路の管理事務所）

もう一度検索