茨城県道301号大津港停車場線

茨城県道301号大津港停車場線

茨城県道301号大津港停車場線は、茨城県北茨城市内を通る県道であり、JR常磐線の大津港駅と国道6号を結ぶ重要な路線です。この道路は、地域住民の生活を支えるとともに、駅へのアクセスを向上させる役割を担っています。

概要

この県道は、北茨城市の大津港駅から国道6号の交差点（美術館入口交差点）まで、東西に延びています。以前は、大冨士神社の丘を避けるように住宅地を通る狭い道でしたが、都市計画道路「平潟港線」の整備によって、丘を切り開いた新しい道が開通し、大津港駅から国道6号までが直線で結ばれるようになりました。これにより、交通の利便性が大幅に向上しました。

路線データ

起点：北茨城市大津町北町（大津港駅）
終点：北茨城市大津町北町字藤野腰1019番2地先（国道6号・茨城県道354号五浦海岸線交点）
総延長：726 m
重用延長：なし
未供用延長：なし
実延長：726 m
自動車交通不能区間延長：なし

この路線は、その全てが供用されており、自動車での通行が可能です。

歴史

この県道の歴史は古く、1959年（昭和34年）に県道として認定されました。当初は、大津港停車場を起点とし、国道6号との交点を終点とする路線として定められました。その後、1995年（平成7年）に整理番号が301に変更されました。

旧道は、現在の道路の北側に並行していましたが、非常に狭い道でした。そのため、平成12年度から街路整備事業が開始され、都市計画道路平潟港線として現在の道路が整備されました。この整備は2013年（平成25年）に完了し、交通の円滑化に大きく貢献しています。

年表

1897年（明治30年）2月25日：大津港駅（旧関本駅）が開業。
1920年（大正9年）4月1日：現在の路線の前身である平潟関本停車場線が路線認定。
1928年（昭和3年）3月1日：現在の路線の前身である平潟塙線が路線認定。
1959年（昭和34年）10月14日：現在の路線が路線認定（図面対照番号122）。道路の区域は、北茨城市大津町の大津港停車場から国道6号交点までと決定。
1964年（昭和39年）7月3日：車両制限令に基づく指定を受ける。
1974年（昭和49年）11月7日：土地区画整理事業に伴う付け替え街路（234 m）の道路区域を指定。
1976年（昭和51年）10月25日：土地区画整理に伴う付け替え街路（234 m）を供用開始。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が181から301に変更。
2005年（平成17年）7月21日：都市計画道路平潟港線の一部（118 m）がバイパスとして供用開始。
2013年（平成25年）9月26日：都市計画道路平潟港線（426 m）がバイパスとして全線開通。
2014年（平成26年）2月27日：旧道区間（683 m）が指定解除され、市道に降格。

地理

この県道は、茨城県北茨城市内を通過します。

交差する道路

国道6号（終点）
茨城県道354号五浦海岸線（終点）

沿線

JR常磐線 大津港駅

脚注

注釈

特になし

出典

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部
高萩工事事務所（道路の管理事務所）

この道路は、地域住民の足として、また観光客のアクセス路として重要な役割を果たしています。

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