茨城県道302号結城停車場線

概要

茨城県道302号結城停車場線は、結城市内を通る、全長約600mの県道です。この道路は、東日本旅客鉄道（JR東日本）水戸線結城駅と市街地を結ぶ主要なアクセスルートとして機能しています。起点となるのは、JR結城駅北口ロータリー前で、そこから駅前通りを北上し、大町交差点に至ります。この路線は、都市計画道路「下館・結城都市計画道路 3・4・16号 結城停車場線」の一部として位置づけられており、駅前から幅員18mの街路として整備が進められています。

起点から約50m地点の結城駅北交差点では、茨城県道20号結城坂東線と接続しています。

路線データ

起点: 結城市大字結城字湿辺7518番10地先（結城駅北口）
終点: 結城市結城（栃木県道・[[茨城県道264号小山結城線]]交点）
総延長: 627 m
重用延長: 18 m
未供用延長: なし
実延長: 609 m
自動車交通不能区間延長: なし

歴史

この道路の歴史は、1959年（昭和34年）10月14日に、新たな県道として結城市結城町結城停車場を起点とし、二級国道前橋水戸線交点（旧国道50号）を終点とする区間が、茨城県によって県道路線として認定されたことから始まります。その後、1995年（平成7年）に整理番号が302に変更され、現在に至ります。

年表

1889年（明治22年）1月16日：結城駅が開業。
1920年（大正9年）4月1日：現在の路線の前身である結城停車場線が路線認定。
1959年（昭和34年）10月14日：現在の路線が路線認定。道路の区域は、結城市大字結城の結城停車場（結城駅）から結城市大字結城の二級国道前橋水戸線（旧国道50号。現在は県道小山結城線にあたる）交点までと決定。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が141から302に変更。
1997年（平成9年）12月11日：結城市大字地結城内の一部で、電線共同溝を整備すべき道路に指定。
2001年（平成13年）1月15日：起点付近の現道拡幅と一部区域除外により、路線長が18m短縮。
2004年（平成16年）10月28日：結城市大字結城の一部区間（結城駅北交差点より約200m）を、電線共同溝を整備すべき道路に追加指定。
2009年（平成21年）8月17日：結城市大字結城の一部区間（結城駅北交差点より約200m）の街路拡幅整備がなされ供用開始。

地理

道路は、常総台地の台地塊である結城台地上に位置しており、平坦で線形の良い道路です。沿線には、城下町の歴史的な街並みが残り、住宅や商店が軒を連ねています。この道路は、地域住民の生活と密接に結びついているだけでなく、歴史的景観を保全する上でも重要な役割を果たしています。

通過する自治体

茨城県
結城市

交差する道路

茨城県道・千葉県道17号結城野田線

沿線

JR 結城駅
結城市駅前分庁舎
結城市民情報センター・ゆうき図書館

脚注

注釈

特になし

出典

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』（レポート）茨城県。
https://www.pref.ibaraki.jp/doboku/doiji/kanri/08date/documents/genkyou_20200331.pdf.

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

* 茨城県の県道一覧

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