茨城県道304号小川川島停車場線

茨城県道304号小川川島停車場線

茨城県道304号小川川島停車場線は、茨城県筑西市内を通る県道であり、東日本旅客鉄道（JR東日本）水戸線川島駅と接続する重要な役割を担っています。この路線は、筑西市小川を起点とし、JR川島駅を終点とする全長約3.3kmの道路です。

概要

この県道は、筑西市小川の茨城県道204号結城二宮線から分岐し、南下してJR川島駅に至ります。筑西市布川から伊佐山までの区間は、国道50号結城バイパスと重複しています。路線の認定当初は、小川と伊佐山を最短で結ぶ旧道が県道に指定されていましたが、2004年に下館市へ移管され市道となりました。そのため、現在の路線は、筑西市布川で国道50号を経由し、JR川島駅の周囲を大きく迂回するルートとなっています。また、筑西市布川から終点である川島駅までの区間は、茨城県道303号舟玉川島停車場線との重複区間にもなっています。

路線データ

起点: 筑西市小川（茨城県道204号結城二宮線交点 小川北交差点）
終点: 筑西市伊佐山字本宿北168番5地先（JR川島駅）
総延長: 3.271 km
重用延長: なし
未供用延長: なし
実延長: 3.271 km
自動車交通不能区間延長: なし

歴史

1959年（昭和34年）10月14日に、下館市大字小川を起点とし、下館市大字川島の川島停車場を終点とする区間が、県道小川川島停車場線として茨城県によって認定されました。1985年（昭和60年）には、地名の変更に伴い終点が「下館市大字伊佐山 川島停車場」に改められました。1995年（平成7年）には整理番号が304となり、現在に至ります。

年表

1889年（明治22年）4月16日：川島駅（旧伊佐山駅）が開業。
1959年（昭和34年）10月14日：現在の路線が路線認定される。道路の区域は、下館市小川の県道結城二宮線分岐から下館市下川島の川島停車場までと決定。
1985年（昭和60年）2月18日：終点の大字地名変更に伴い、現在の路線認定の一部改正があり、終点を「下館市大字伊佐山 川島停車場」に改める。県道の区域決定の一部改正により、「下館市大字小川 県道結城二宮線分岐から下館市大字伊佐山 川島停車場まで」に改める。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が297から現在の304に変更。
1998年（平成10年）11月6日：下館市大字小川字前原から同市大字布川（国道50号）までのバイパス（約1.8km）が開通。
2000年（平成12年）4月1日：下館市大字下江連から下館市大字布川の区間が、通行する車両の最大重量限度25トンの道路に指定。
2000年（平成12年）4月27日：下館市大字小川地内（小川北交差点からセブンイレブン下館小川店の交差点）までのバイパス道路（約0.9km）が供用開始。
2004年（平成16年）4月15日：下館市大字小川から同市大字伊佐山の旧道（1.237km）が指定解除され、下館市道に降格。
2012年（平成24年）3月22日：筑西市小川地内の旧道（880m）が県道指定解除され、筑西市道に降格。

路線状況

バイパス

県道小川川島停車場線バイパスは、筑西市小川（現道分岐）から同市布川（国道50号交点）をJR川島駅の東側で南北に結ぶ約1.8kmの道路です。1998年に開通しました。バイパスは、JR水戸線の線路を跨線橋で立体交差しており、旧道にあった踏切による渋滞を解消しています。バイパス開通後、旧道は2004年に筑西市に移管されました。

重複区間

国道50号結城バイパス（筑西市布川 - 下川島交差点：約1.0km）
茨城県道303号舟玉川島停車場線（筑西市布川 - 川島駅：1.5km）

地理

通過する自治体

茨城県
筑西市

交差する道路

栃木県道・茨城県道316号真岡下館線
国道50号結城バイパス（筑西市布川 - 伊佐山）※重複
茨城県道303号舟玉川島停車場線（筑西市布川 - 同市伊佐山）※重複
国道50号（伊佐山）

沿線

JR川島駅

脚注

注釈

特になし

出典

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』(レポート) 茨城県

関連項目

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部
筑西土木事務所（道路の管理事務所）

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