茨城県道313号下菅谷停車場線

茨城県道313号下菅谷停車場線について

茨城県道313号下菅谷停車場線は、茨城県那珂市内に位置していた、全長わずか47mの非常に短い県道でした。この道路は、東日本旅客鉄道（JR東日本）水郡線の下菅谷駅と、国道349号（旧道）を結ぶ役割を担っていました。

概要

起点: 那珂市菅谷（下菅谷駅）
終点: 那珂市菅谷（国道349号交点）
総延長: 47 m
重用延長: なし
未供用延長: なし
実延長: 47 m
自動車交通不能区間延長: なし

この県道は、その短い距離からもわかるように、下菅谷駅と国道349号を接続する、ごく限られた範囲の交通を担っていました。

歴史

この路線の歴史は、1959年（昭和34年）10月14日に、茨城県が県道路線として認定したことに始まります。当時は、那珂郡那珂町大字菅谷の下菅谷停車場を起点とし、県道水戸常陸太田線（国道349号旧道）との交点を終点とする路線として、「県道下菅谷停車場線」という名称で誕生しました。

その後、1995年（平成7年）に茨城県道の路線再編が行われ、この路線は整理番号「313」に変更されました。この変更により、県道の管理体系が整理され、より効率的な道路管理が目指されました。

しかし、2017年（平成29年）3月23日、この県道が接続していた国道349号の旧道が那珂市に移管されることになりました。これに伴い、同年3月30日付で茨城県告示第401号が発令され、県道下菅谷停車場線は路線廃止となりました。これにより、わずか47mの県道は、その短い歴史に幕を閉じたのです。

年表

1897年（明治30年）11月16日：下菅谷駅が開業。
1935年（昭和10年）11月29日：現在の路線の前身である下菅谷停車場菅谷線が路線認定。
1959年（昭和34年）10月14日：現在の路線が路線認定（図面対象番号276）。道路の区域は、那珂郡那珂町大字菅谷の下菅谷停車場から那珂郡那珂町大字菅谷の主要地方道水戸常陸太田線（現在は国道349号に昇格）交点までと決定。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が整理番号332から現在の番号（整理番号313）に変更。
2017年（平成29年）
3月23日：終点で接続していた那珂市菅谷地内（下菅谷駅前交差点 - 菅谷中宿交差点）の国道349号旧道が那珂市に移管。
3月30日：茨城県告示第401号により県道の路線が廃止。

地理

この県道は、以下の自治体を通過していました。

茨城県
那珂市

沿線

この路線の沿線には、以下の施設があります。

JR 下菅谷駅

参考文献

茨城県土木部『『茨城県道路現況調書』平成26年4月1日現在』(レポート) 茨城県, 14頁。

関連項目

* 茨城県の県道一覧

もう一度検索