茨城県道350号平泉潮来線

茨城県道350号平泉潮来線について

茨城県道350号平泉潮来線は、茨城県神栖市内を通る主要な一般県道です。この路線は、神栖市筒井を起点とし、同市下幡木を終点とする全長約3.370kmの道路です。起点は茨城県道44号成田小見川鹿島港線との交差点であり、終点は茨城県道50号水戸神栖線（鰐川橋交差点）です。

路線の概要

この県道の総延長は3.370kmですが、そのうち2.299kmは他の路線との重複区間です。実際の単独区間である実延長は1.071kmとなっています。自動車交通が不能な区間はなく、全線が車両での通行が可能です。

歴史

この路線の歴史は、1971年（昭和46年）に前身の県道下幡木潮来線が廃止されたことに始まります。その後、新たに鹿島郡神栖町大字筒井（現在の神栖市筒井）を起点とし、行方郡潮来町延方（現在の潮来市）の国道51号交点までを結ぶ路線として認定されました。1995年（平成7年）には、整理番号が変更され、現在の350号線となりました。

年表

1969年（昭和44年）8月28日: 前身となる下幡木潮来線（整理番号273）が路線認定。
1971年（昭和46年）4月8日: 平泉潮来線（整理番号335）として路線認定。同時に、下幡木潮来線が廃止。
神栖町地内と潮来町地内の一部区間が供用開始。
1971年（昭和46年）9月27日: バイパスとして水郷有料[[道路]]の道路区域を指定。
1972年（昭和47年）4月17日: 潮来町内の狭隘路を改良したバイパスが供用開始。
1974年（昭和49年）4月25日: 水郷有料[[道路]]の工事完了。
1974年（昭和49年）4月26日: 水郷有料[[道路]]が開通、料金徴収開始。
1987年（昭和62年）3月26日: 道路区域の一部が解除され、神栖町内の区間と水郷有料[[道路]]の2区間となる。
1987年（昭和62年）11月20日: 潮来インターチェンジの取付道路が供用開始。
1991年（平成3年）1月18日: 水郷有料[[道路]]の主要区間が4車線化。
1995年（平成7年）3月30日: 整理番号が335から350に変更。
2011年（平成23年）2月28日: 神栖市下幡木地内の重複区間が追加編入。旧道区間が市道へ降格。

路線状況

重複区間

この路線は、以下の県道と重複しています。

茨城県道260号谷原息栖東庄線（神栖市筒井 - 神栖市鰐川）
茨城県道256号鹿島港潮来インター線（神栖市下幡木 - 鰐川橋：0.636km）

通過する自治体

この路線が通過する自治体は、茨城県神栖市です。

交差する道路

以下の道路と交差しています。

茨城県道44号成田小見川鹿島港線（神栖市筒井）
茨城県道256号鹿島港潮来インター線（神栖市下幡木）
茨城県道260号谷原息栖東庄線（神栖市筒井 - 同市下幡木）
茨城県道50号水戸神栖線（神栖市下幡木）

地理

茨城県道350号平泉潮来線は、神栖市内の平泉地区から潮来方面へ向かう主要な道路の一つです。この道路は、地域住民の日常生活や経済活動を支える重要な役割を果たしています。また、周辺には農地や住宅地が広がっており、地域の景観を形成する要素にもなっています。

まとめ

茨城県道350号平泉潮来線は、神栖市内の交通を円滑にするために重要な役割を担っている県道です。歴史を通じて路線の変更や改良が行われ、現在の形に至っています。地域住民にとっては欠かせない道路であり、今後もその役割は重要であり続けるでしょう。

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