草加市スポーツ健康都市記念体育館

草加市スポーツ健康都市記念体育館について

草加市スポーツ健康都市記念体育館は、埼玉県草加市瀬崎に位置する屋内スポーツ施設です。1986年に供用が開始されて以来、市民のスポーツ活動を支える重要な役割を果たしています。体育館の設立は1980年代初頭にさかのぼり、1978年に草加市が「スポーツ健康都市宣言」を行ったことが契機となりました。この宣言に基づき、市民に向けたスポーツ運動の基礎調査が行われ、整備された総合スポーツセンターの構想が具体化しました。

体育館の建設は1984年に着工され、1986年2月3日に正式に開館しました。総工事費用は2,388,000,000円を超え、草加市にとっては重要な公共施設となりました。

施設の特徴

スポーツ健康都市記念体育館には、さまざまなスポーツ施設が整備されており、広々とした空間が提供されています。メインアリーナは2,534.4平方メートルの広さを持ち、バレーボールやバスケットボール、バドミントン、ハンドボールなど、異なるスポーツの利用が可能です。収容人数は固定席806席、可動席471席を含め、合計1,277人で、多様なイベントに対応できます。

サブアリーナは577.4平方メートルのスペースで、こちらも複数のスポーツに利用できるように設計されています。また、トレーニング室や柔道場、剣道場、相撲場、卓球場、弓道場など、多岐にわたる施設が揃っています。特にランニングコースはメインアリーナ周回に設定されており、220メートルの長さを誇ります。

主な大会・イベント

この体育館では数々のスポーツイベントが開催されており、初の試合となったのは1986年2月8日のバレーボール日本リーグでした。以降、2000年12月には地元のボクシングジムが主催するプロボクシングの興行も行われ、地元選手の華やかな試合を観ることができました。さらに、2004年には彩の国まごころ国体が開催され、相撲競技の会場としても利用されました。

アクセス方法

アクセス面においても便利な立地にあり、東武スカイツリーラインの谷塚駅からバスを利用することで「草加記念体育館」に直通でたどり着くことができます。公共交通機関を利用することで、多くの利用者が気軽に訪れることができる環境が整っています。

管理運営

現在、草加市スポーツ健康都市記念体育館の運営は、公益財団法人草加市スポーツ協会が行っており、2006年4月から指定管理者として運営されています。改修工事も行われ、さらなる施設の機能向上が図られました。2009年度には、利用者数が約19万人に達し、市民にとって身近なスポーツの場として大変支持されています。

このように、草加市スポーツ健康都市記念体育館は、市民のスポーツ活動の中心となる場所であり、多くの人々が利用できる多目的な体育施設として、これからも地域に貢献していくことでしょう。

もう一度検索