菅原城北大橋

菅原城北大橋

菅原城北大橋は、大阪市東淀川区と旭区を結び、淀川に架かる重要な橋梁です。以前は大阪市が管理する淀川新橋有料道路の一部でしたが、2014年6月10日に無料開放され、地域住民や利用者の利便性が向上しました。ただし、高槻市と寝屋川市を結ぶ淀川新橋とは異なる橋なので注意が必要です。

概要

大阪市北東部に位置する豊里大橋と長柄橋は、慢性的な交通渋滞が課題でした。この状況を緩和するため、都市計画道路豊里矢田線整備事業の一環として、これら2つの橋の中間に菅原城北大橋が建設されました。

旭区側は城北公園内を通過する構造となっており、城北公園通（大阪市道中津太子橋線）には直接接続していません。代わりに、城北筋に接続する形となっています。以前は普通車の通行料金が100円であったことから、「100円橋」という愛称で親しまれていました。

また、以前は両岸の堤防上にある歩行者・自転車道との接続がありませんでしたが、赤川仮橋の廃止に伴う代替措置として、2013年7月に連絡スロープが設置され、歩行者や自転車の通行も便利になりました。

構造

菅原城北大橋は、以下の構造によって構成されています。

渡河部: 3径間連続斜張橋
城北公園内: 5径間連続RC上路アーチ橋
両端部: PC橋

橋の全長は1,355.757メートル、支間長は82メートル、幅員は25.5メートルです。橋脚は壁式中空鉄筋コンクリートなどが使用され、基礎はケーソンなどが採用されています。

着工: 1984年（昭和59年）
完成: 1989年（平成元年）6月
無料開放: 2014年（平成26年）6月10日
工費: 234億円

無料化前の通行料金

無料化される直前の2014年6月時点での通行料金は以下の通りでした。

普通車: 100円
大型車 (1): 150円
大型車 (2): 360円
原動機付自転車: 10円
歩行者、自転車: 無料

料金所は東淀川区側に設置されていました。

アクセス

菅原城北大橋へのアクセスは、大阪シティバスの以下のバス停が便利です。

「城北公園前」バス停
「菅原二丁目」バス停

関連項目

大阪市内の筋・通一覧
阪神高速12号守口線 城北出口
城北公園
北大阪サイクルライン
なにわ自転車道
無料開放された道路一覧
大阪市道上新庄生野線

外部リンク

大阪市：菅原城北大橋
* CVV(Civil Veterans & Volunteers)HP：菅原城北大[[橋]](https://cvv.jp/cgi-bin/det-road.cgi?MD=inf&KCD=270000000000001220)

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