菊池康弘

菊池 康弘（きくち やすひろ）

菊池康弘は1973年9月29日生まれ、岩手県花巻市出身の日本の俳優および声優です。彼はアトミックモンキーに所属しており、かつてはアドヴァンスプロモーションやRMEで活動していました。キャリアにおいて多種多様な役柄をこなし、その実力を証明してきた彼は、テレビアニメ、劇場アニメ、ゲーム、そして吹き替えなど、さまざまなメディアで活躍しています。

人物像

趣味や特技としてはプラモデル製作やカラオケがあり、柔道の初段、三国志検定3級、さらにはゴジラ検定中級と、意外にも多岐にわたる知識を持ちます。また、彼は強直性脊椎炎という難病を抱えていますが、その病気を乗り越えて活動し続けています。こうした背景から、彼の演技には深みや人間味が感じられ、多くのファンに支持されています。

代表的な出演作品

菊池のテレビアニメでのキャリアは非常に多彩で、2012年の『戦国コレクション』に始まり、2014年の『ブラック・ブレット』、2016年の『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』など数多くの作品に出演しています。特に、作品名が太字の部分はメインキャラクターを演じており、彼の俳優としての実力を示すものとなっています。

• - 2018年:

- 『覇穹 封神演義』での趙天君役や、
- 『ゴールデンカムイ』での兵士・宿泊客役の他、
- 『ウマ娘 プリティーダービー』での記者役など、幅広いキャラクターを演じました。

• - 2019年:

- 『転生したらスライムだった件』では国王役、
- 『さらざんまい』では警察本部長役を務めています。

• - 2023年:

- 『ONE PIECE』においてウォッカ王国国王の声を担当し、
- 『【推しの子】』ではマネージャーとしても登場します。

劇場作品とゲーム

劇場アニメにおいても活発で、『君の名は。』（2016年）や『天気の子』（2019年）など、名作に出演しています。また、ゲームの声優活動でも、さまざまなタイトルでキャラクターの声を担当。『ワイルドアームズ クロスファイア』や『三國志14』など多くのゲームのキャラクターボイスを提供しています。

吹き替えキャリア

菊池は吹き替えでも数多くの作品を手掛けており、ハリウッド映画『ジョン・ウィック:パラベラム』や『ダラス・バイヤーズクラブ』などの重要な役柄に声をあてることで、国内外での評価を高めています。彼の声による表現は非常に多彩で、作品ごとのキャラクターに命を吹き込むことで知られています。

舞台や特撮

さらに、舞台や特撮作品にも積極的に出演しており、独特の表現力で観客を魅了しています。特に『シン・ゴジラ』では特殊建機部隊長の声を担当し注目を集めました。舞台ではさまざまな役柄を演じており、その表現力は映像だけでなく生の演技でも高く評価されています。

今後の展望

菊池康弘は今後もますます活躍の場を広げることが期待されており、彼の情熱と才能は多くの人々に感動を与え続けるでしょう。新たな作品での演技を楽しみにしています。

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