萩澤正太

萩澤 正太

1990年1月19日生まれ、北海道出身の元ラグビー選手です。主にフォワードのロック（LO）やフランカー（FL）としてプレーし、その身長は187cm、体重は105kgと、ポジションに見合った堂々たる体躯を持っていました。ニックネームは「ハギ」として親しまれています。

彼がラグビーと出会ったのは、兄の試合を観戦しに行った際、当時の顧問教諭に熱心に誘われたことがきっかけだったと語られています。この出会いが、その後の競技人生の出発点となりました。

高校は北海道函館工業高等学校でラグビーに打ち込み、卒業後の2008年には流通経済大学へ進学。大学ラグビー部でさらなる技術向上を目指しました。流通経済大学時代のチームメイトには、後にともにプレーすることもあった小澤大選手や、小野寺優太選手らがいました。

2012年に流通経済大学を卒業すると、ジャパンラグビートップリーグの強豪、サントリーサンゴリアスに加入し、プロキャリアをスタートさせます。しかし、翌2013年にはクボタスピアーズへと活躍の場を移しました。クボタ移籍初年度の2013年12月1日には、ジャパンラグビートップリーグ2ndステージの豊田自動織機シャトルズ戦に途中出場し、これがトップリーグでの公式戦デビューとなりました。

国内リーグでのプレーと並行して、国際舞台でもその才能を発揮します。7人制ラグビーの日本代表にも選出され、特に2014年に韓国の仁川で開催されたアジア大会では、7人制日本代表のメンバーとして出場。チームは見事金メダルを獲得し、萩澤選手もこの歴史的な快挙に大きく貢献しました。

長いキャリアを通じて、フォワードとして献身的なプレーと強靭なフィジカルでチームを支え続けた萩澤選手でしたが、2020年、惜しまれつつも現役から退くことを発表しました。

現役引退までの彼の軌跡は、北海道での出会いから始まり、学生時代を経てトップリーグ、さらには7人制日本代表としてアジアの頂点に立つなど、多岐にわたるものでした。

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関連項目

北海道出身の人物一覧
北海道函館工業高等学校
流通経済大学ラグビー部
サントリーサンゴリアス
クボタスピアーズ
小澤大（流通経済大学時代の同級生）
* 小野寺優太（流通経済大学時代の同級生）

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