萱場 (名古屋市)

萱場（かやば）について

萱場は、愛知県名古屋市千種区と東区にまたがる町名で、現行行政地名としては萱場一丁目と萱場二丁目が存在します。住居表示が実施されており、名古屋市の北西部に位置しています。

地理

千種区の北西部に位置し、東は清明山、西は古出来、南は北千種、北は東区の矢田南・大幸南と隣接しています。

歴史

町名の由来

萱場という地名は、かつてこの地がカヤの刈り場であったことに由来すると考えられています。また、付近に存在した萱場池にちなんで名付けられたという説もあります。

沿革

1935年（昭和10年）10月1日：東区鍋屋上野町の一部から、東区萱場町が成立。
1937年（昭和12年）10月1日：行政区の変更により、千種区に所属が変更。
1939年（昭和14年）5月1日：鍋屋上野町の一部を編入。
1979年（昭和54年）5月5日：一部が古出来三丁目・萱場一丁目・矢田南二丁目（道路部分のみ）となる。
1980年（昭和55年）11月23日：一部が北千種一〜二丁目・萱場二丁目・清明山二丁目となり、一部を古出来三丁目・萱場一丁目・矢田南二丁目（道路部分のみ）へ編入。
1984年（昭和59年）1月15日：残部が東区大幸南一丁目となり、萱場町は廃止。
1979年（昭和54年）5月5日：千種区萱場町・古出来町の各一部より、千種区萱場一丁目が成立。
1980年（昭和55年）11月23日：千種区萱場町・鍋屋上野町の一部より、千種区萱場二丁目が成立。また、千種区萱場町の一部を同区萱場一丁目へ編入。
1980年（昭和55年）11月23日：東区矢田町の一部より、東区萱場二丁目（道路部分のみ）が成立。

世帯数と人口

2019年（平成31年）1月1日時点での世帯数と人口については、詳細なデータが提供されていません。

学区

小中学校は、名古屋市立の学校に通学することになります。具体的な学校名や学区については、年度によって変更される可能性があるため、名古屋市の教育委員会にご確認ください。公立高校に関しては、名古屋市の学区制度に準拠します。

交通

道路

愛知県道215号田籾名古屋線（出来町通）が地域内を通っています。

バス

基幹バス：萱場バス停が利用可能です。
東行き：引山・三軒家方面
西行き：栄・名古屋駅方面

施設

食の殿堂ユーストア萱場店：地域住民の生活を支えるスーパーマーケット。
UR都市機構 萱場住宅：集合住宅。
萱場公園：1960年（昭和35年）6月1日供用開始。地域住民の憩いの場。
萱場西公園：1983年（昭和58年）4月1日供用開始。こちらも地域住民に利用されています。
成蓮院：寺院。
エムラ販売本社：企業のオフィス。

その他

郵便番号：464-0086（集配局：千種郵便局）

参考文献

名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。

関連項目

名古屋市の地名

外部リンク

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