葉月 (プロレスラー)

葉月（Hazuki）

葉月（はづき）は1997年9月29日生まれの日本の女子プロレスラーで、福岡県出身、スターダムに所属している。彼女はデビュー以来、様々な試合を経て多くのタイトルを獲得し、プロレス界においてその名を馳せている。以下に彼女のキャリアを詳述する。

来歴

葉月は中学校卒業後の2013年10月にプロレス界に入門し、レスラーを目指して自宅でトレーニングに励んでいた。2014年6月にはプロテストに合格し、同年7月には「はづき蓮王」というリングネームで新木場1stRING大会に登場しデビューを果たすが、初戦は敗れてしまう。続く試合では初めてタッグを組み、勝利も手にする。

デビューから数ヶ月後の12月17日には「ルーキー・オブ・スターダム2014」で優勝し、将来を期待される選手となる。しかし2015年には家庭の事情で一時活動を休止し、その後もなかなか復帰できずにいた。転機が訪れたのは2016年11月のことで、彼女は新たに「HZK」と名乗り、復帰。その際、新ユニット「Queen's Quest」を結成することになり、さらなる成長が期待されるようになる。

タイトル獲得と成長

2017年には初のベルトであるアーティスト・オブ・スターダム王座を獲得し、さらなる名声を得る。2018年にはリングネームをHZKから葉月に戻し、後楽園大会でハイスピード王座も手にする。翌年の2019年にかけて、彼女はハイスピード王座の防衛に成功し続け、そのダイナミックな戦いぶりが注目を集める。

2019年の12月24日には突然の引退発表があり、ファンからの惜しまれる声と共に彼女のプロレス人生が一時幕を閉じた。しかし2021年には復帰を果たし、コグマとのタッグで新たな挑戦を開始する。

再挑戦と成果

2022年には再びゴッテス・オブ・スターダム王座を奪取し、同年の5★STAR GPにも参加。その後の大会では波乱の展開がありつつも、彼女の集大成ともいえる試合が多く行われた。葉月は現在でも若手レスラーの教育係としても活躍しており、後進の育成にも力を注いでいる。

得意技とスタイル

葉月の得意技には、垂直落下式ブレーンバスター、葉・月ストラル、シューティングスタープレスなどがあり、特にフィニッシュホールドの技術には定評がある。また、ダイビングセントーンやスリーパーホールドといった多彩な技を駆使し、試合の流れを変える力を持っている。

人物像

目標とする選手にはケリー・ケリーと花月が挙げられ、彼女自身もファンにとって憧れの存在となっている。葉月はプロレス界において、一つのブランドを築き上げるべく努力し続ける、情熱あふれる選手である。彼女の活躍から目が離せない。

最後に

葉月はそのキャリアを通じて、多くの栄光と試練を経てプロレスラーとして成長してきた。彼女の物語は、勝利や敗北だけでなく、それを支える多くの人々や出来事によって築かれるものである。これからの彼女の活躍がどのようなものになるのか、期待が高まる。

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