葛飾区議会

葛飾区議会の概要

東京都葛飾区の地方議会である葛飾区議会は、構成メンバーが40人の定数で、2021年11月13日から2025年11月12日までの任期を持っています。議会は区全体をひとつの選挙区として選出される大選挙区制を採用しており、議長は自由民主党の峯岸良至氏、副議長は公明党の山本宏美氏が務めています。

選挙履歴

2021年葛飾区議会議員選挙

2021年11月7日に行われた葛飾区議会議員選挙では、合計375,779人の有権者の中から、44.03%の投票率が記録されました。今回は40人の定数に対し、60人が立候補しました。

2017年葛飾区議会議員選挙

前回の選挙は2017年11月12日に実施され、372,329人の有権者のうち43.62%が投票を行いました。同様に40人の定数に対し、59人が立候補しました。

2017年選挙争訟

2017年の選挙では、当選者と次点の差がわずか1票で、選挙結果に関連する法的な争いが生じました。無所属の新人候補、大森有希子氏が2176票で第40位、次点の会田浩貞氏が2175票で当落となりました。この結果を受けて、会田氏は選挙管理委員会に宛てて異議を申し立てました。

票の有効性

選挙管理委員会では、大森氏の得票の中に無効票が含まれていたのではないかとの疑念が持たれました。結果として、東京都選挙管理委員会が開いた調査により、一部の票に帰属が判定できないとの結果が出て、大森氏の当選は無効とされました。その後、大森氏はこれに不服を申し立て、裁判に持ち込むも最終的には最高裁判所においても敗訴し、当選無効が確定しました。

その後の動き

大森氏は2017年から2021年にかけて議員の職を続けましたが、翌年の選挙には再び立候補し、自由民主党から公認を得て当選しました。一方、会田氏は選挙後に無所属で活動し、2021年の選挙には立候補せず政界を引退しました。

議会の今後

葛飾区選挙管理委員会の委員長は、今後も公正かつ適切な選挙運営に努め、票の有効性については過去の法的判断を考慮し厳格に行っていくと述べています。これにより、葛飾区議会の運営が今後も円滑に行われることが期待されます。

関連項目

• - 東京都議会
• - 葛飾区役所

外部リンク

葛飾区議会 公式サイト

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