蒲郡市消防本部

蒲郡市消防本部の概要

蒲郡市消防本部は愛知県蒲郡市に存在する消防機関であり、地域全体を守る役割を果たしています。管轄区域には蒲郡市全域が含まれ、56.81平方キロメートルの面積に約83,717人が居住しています。消防本部の所在地は蒲郡市水竹町下沖田25号地で、消防の活動を支えるために112名の職員が配置されています。

組織と施設

蒲郡市消防本部は、総務課、全国消防法支援対策室、予防課および消防署によって構成されています。また、消防団は第一分団から第九分団まで存在し、地域の防火活動を担っています。消防署は1カ所、出張所が2カ所設けられており、地域のニーズに応じた迅速な対応ができる体制が整っています。

主な施設

新しい消防本部及び消防署は、2010年3月に竣工しました。鉄筋コンクリート造の4階建ての施設であり、国道247号中央バイパスの建設に伴い、移転が行われました。その前の庁舎は1975年に建設されたもので、その後の発展を見据えて移転が実施されたのです。

■ 東部出張所

• - 所在地: 蒲郡市三谷町東2丁目222番地
• - 竣工年: 1969年
• - 階数: 2階建て

■ 西部出張所

• - 所在地: 蒲郡市形原町中戸甫井19番1号
• - 竣工年: 1966年
• - 階数: 2階建て

設備と車両

蒲郡市消防本部には、各種消防車両が配備されており、消防業務に必要不可欠な装備が揃っています。指令車、救急車、消火用ポンプ車などがあり、迅速な対応が可能です。具体的には、消防本部にはトヨタのクラウンやカルディナなどが使われており、消防署には三菱や日野の車両が配備されています。また、可搬式ポンプや化学消防ポンプ自動車も多数保有しており、万が一の際に対応できる体制を整えています。

消防団活動

蒲郡市消防団は362名の団員から成り、地域住民の安全を守るための活動を行っています。団員は日常的に訓練を重ね、火災や災害発生時には迅速に駆けつけるための準備をしています。

沿革

蒲郡市消防本部は1961年に設立されて以来、地域の防火活動に努めてきました。その間に様々な設備の整備や組織の拡充が行われ、特に1975年の庁舎移転を境に本格的な消防活動がスタートしました。以来、救急業務や消防設備の充実が図られ、地域住民からの信頼を得ています。多くの報告書や年鑑により、活動内容が公開されており、透明性のある運営がなされています。

結論

蒲郡市消防本部は、地域の安全を守るために絶え間ない努力を続けており、防災活動だけでなく、地域住民との交流にも注力しています。活動の一環として、消防団の求人活動や地域イベントへの参加も行っており、地域全体の防災意識を高めるための取り組みが展開されています。これからも、地域の安心・安全を支える重要な役割を果たしていくことが期待されています。

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