蔵本孝二

蔵本孝二：不屈の精神で掴んだ銀メダル

蔵本孝二（くらもと こうじ）は、1951年8月14日生まれ、大分県日田市出身の日本の柔道家です。身長174cm。

輝かしい経歴

蔵本は、柔道の名門である福岡県久留米市立南筑高校、拓殖大学を経て、神奈川県警察に所属しました。現役時代は、その卓越した技術と不屈の精神で数々の輝かしい戦績を収めました。

モントリオールオリンピックでの銀メダル

蔵本のキャリアにおけるハイライトは、1976年に開催されたモントリオールオリンピックでの銀メダル獲得でしょう。神奈川県警在籍時に出場したこの大会で、男子柔道軽中量級の代表として出場し、見事銀メダルを獲得しました。決勝では惜しくも敗れましたが、その奮闘ぶりは多くの人々に感動を与えました。

主な戦績

蔵本は、軽中量級（70kg級）を中心に数々の大会で優秀な成績を収めています。

1973年 - 全日本学生柔道選手権大会 優勝(軽量級)
1974年 - 選抜体重別 優勝
1974年 - アジア選手権 優勝
1975年 - ソ連国際 優勝
1975年 - 選抜体重別 優勝
1975年 - 世界選手権 3位
1976年 - 選抜体重別 優勝
1976年 - モントリオールオリンピック 2位
1978年 - 講道館杯 3位 (71kg級)
1978年 - 選抜体重別 3位 (71kg級)
* 1978年 - 嘉納杯 2位 (71kg級)

これらの戦績からもわかるように、蔵本は常に世界のトップレベルで活躍し続けました。

引退後

現役引退後も、柔道界に貢献し、後進の育成に力を注いでいることでしょう。オリンピックメダリストとしての経験を活かし、次世代の柔道家を育てることは、日本の柔道界にとって非常に重要な役割です。

まとめ

蔵本孝二は、モントリオールオリンピックでの銀メダル獲得をはじめ、数々の国際大会で輝かしい成績を収めた、日本を代表する柔道家の一人です。彼の不屈の精神と努力は、多くの人々に勇気と希望を与え続けています。

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