薩摩出水中継局

薩摩出水中継局について

薩摩出水中継局は、鹿児島県出水市上鯖渕の東光山に設置されているテレビ中継局です。この中継局は、出水市とその周辺地域にテレビ放送を届ける重要な役割を担っています。

概要

中継局名: 薩摩出水中継局
所在地: 鹿児島県出水市上鯖渕（東光山）
* サービスエリア: 鹿児島県出水市

歴史

薩摩出水中継局の歴史は、1973年（昭和48年）にNHK、MBC（南日本[[放送]]）、KTS（鹿児島テレビ放送）のアナログ放送が開始されたことから始まります。その後、KKB（鹿児島放送）も加わり、地域住民にとってテレビは欠かせない情報源となりました。

2008年（平成20年）には、地上デジタルテレビジョン放送の時代が到来しました。6月6日には、九州総合通信局から、アナログ放送では未開局だったKYT（鹿児島読売テレビ）を含む各局に地上デジタル放送の予備免許が交付されました。同年7月17日には、デジタル放送の試験放送が開始され、7月30日に試験放送を終了。翌日の7月31日には、地上デジタルテレビジョン放送の本放送が開始されました。

そして、2011年（平成23年）7月24日、アナログ放送は完全に終了し、薩摩出水中継局はデジタル放送のみを送信する中継局へと移行しました。

放送設備

薩摩出水中継局では、地上デジタルテレビジョン放送送信設備が使用されています。アナログ放送時代には未開局だったKYTも、デジタル化を機に新たに開局しました。一方、地上アナログテレビジョン放送送信設備は、2011年7月24日のアナログ放送終了とともに運用を終えました。

アナログ放送時代、KYTはチャンネルが割り当てられておらず、阿久根中継所からの電波を受信していました。

薩摩出水中継局は、地上デジタル放送への移行を完了し、現在も出水市とその周辺地域に安定したテレビ放送を提供し続けています。

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