薬師寺保栄のドリームカー倶楽部

薬師寺保栄のドリームカー倶楽部

『薬師寺保栄のドリームカー倶楽部』は、車好きの薬師寺保栄が司会を務める、カスタマイズ車をテーマにしたバラエティ番組です。番組は、ドリームプロモーションの制作により、中部日本放送（CBC）を通じて放送され、2010年6月に放送を終了しました。

番組の趣旨と内容

番組の主な内容は、自らも自動車に情熱を注ぐ薬師寺が、さまざまなカスタマイズカーを紹介していくというものです。このような車に対する愛情と熱意が伝わるスタイルで、視聴者に新たなカーライフの楽しみ方を提案しました。

紹介されるカスタムカーは、すべて合法であり、道路交通法と道路運送車両法を遵守したものだけが登場します。違法改造車は一切取り上げられず、視聴者は安心して番組を楽しむことができました。ただし、展示目的の車両や公道走行を前提にしていないデモカーなどは、この限りではありません。

2010年の6月には、ドリームプロモーションの公式ホームページで、同月末をもって番組が終了することが発表されました。同時に、『名古屋ドリームカーショー2010』をはじめとするイベントも「次世代のカーライフを表現できるそのときまで」休止すると告知されました。

テーマ曲

エンディングテーマとして使用されたのは、シンゴの「Dream flows」です。この曲は、番組の雰囲気にぴったりと合っていました。

特別企画

番組の一環として企画されたのが「ちょい悪オヤジのGT-R」のプロジェクトです。この企画では、平成4年式の日産スカイラインGT-R BNR32を半年かけて制作し、その過程が放送されました。この特別企画は視聴者に大きな反響を呼び、注目を集めました。

ドリームカーショー

また、毎年全国各地で開催される「ドリームカーショー」も人気を集めました。このイベントでは、ユニークな方々に薬師寺から限定ステッカーがプレゼントされるという楽しい取り組みが行われました。特に2007年から2009年にかけて多くの場所で開催され、多くのファンが参加しました。具体的には、名古屋、新潟、神戸、金沢、長野、富山、盛岡などでイベントが行われました。

送信局

番組は、主に7局で放送され、2010年6月の終了まで続きました。また、過去にはチューリップテレビやテレビ山梨、東北放送など、さまざまな地方局でも放送されていました。これにより、多くのファンに親しまれた『薬師寺保栄のドリームカー倶楽部』は、その愛車に対する情熱をさまざまな形で伝え続けたのです。

番組の放送を通じて、多くの視聴者が車の改造・カスタマイズの楽しさを知り、薬師寺の熱い思いを感じることができた、思い出に残る番組であると言えるでしょう。

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