藤山智史のプロフィールとキャリア
藤山智史(ふじやま ともふみ)は、
1994年4月23日生まれ、
三重県伊賀市上野忍町出身の
プロサッカー選手です。現在、Jリーグの
ブラウブリッツ秋田に在籍し、主に
ミッドフィールダーまたはディフェンダー(サイドバック)として活躍しています。
スポーツキャリアのスタート
藤山は四日市中央工業高校でサッカーを始め、当時の同期には
浅野拓磨や
田村翔太がいました。アマチュア時代から彼の実力は評価されており、3年次の全国選手権では惜しくも準優勝を果たしました。高校卒業後は、鹿屋体育大学に進学し、サッカーの技術を磨きました。大学では、2016年にはデンソーチャレンジカップの九州選抜や、鹿児島県国体成年男子選抜としても活躍しました。
プロへの道
2017年に
ブラウブリッツ秋田に加入すると、彼は開幕からスタメンに抜擢され、チームの主力ボランチとして大きな役割を果たし、
J3リーグの優勝に貢献しました。持ち味は、90分間走り続ける
フィジカル、球際の強さ、高い跳躍力、そして献身的なカバーリング能力です。これらのスキルにより、チーム内でのレギュ
ラーメンバーの座を確保しました。その一方で、
2019年には左膝外側半月板を損傷し、数ヶ月の間試合に出場できなくなる苦難も経験しました。
新たな挑戦と復帰
2020年には
AC長野パルセイロに完全移籍し、これまでの経験をさらに活かす場を見つけました。特に、天皇杯の川崎フロンターレ戦では、ミドルシュートを決めて先制点を挙げ、強豪と対戦する中でその実力を証明しました。
2021年7月に
ブラウブリッツ秋田に復帰し、再びチームの一員として活躍中です。帰還後も持ち味である守備力と運動量を発揮し、チームの助けとなっています。
所属クラブ一覧
個人成績とタイトル
藤山は、大学時代に九州大学サッカーリーグで3回の優勝を果たし、また
ブラウブリッツ秋田では
2017年に
J3リーグの優勝を経験しました。
趣味や人物像
藤山はブラック
コーヒーや
ラーメンを好み、食べることが好きです。彼の実家は昭和元年に創業した老舗の鮮魚店で、家庭の温かさを感じさせます。また、藤山は
危険物取扱者の資格を持つ、意外な一面も持っています。彼の日常生活や趣味には、サッカーだけでなく多様な興味が垣間見えます。
藤山智史は今後も
プロサッカー選手としてさらなる成長が期待される選手です。