藤本敏史 (ふじもと としふみ)
概要
藤本敏史は
1970年12月18日に
大阪府寝屋川市で生まれた日本の
お笑いタレントである。お笑いコンビ「
FUJIWARA」のツッコミとして知られ、相方は原西孝幸である。
吉本興業に所属し、愛称は「フジモン」だ。藤本はネタの作り手でもあり、彼の独特なキャラクターが多くのファンに支持されている。
来歴
藤本は、
1989年に
大阪府立東寝屋川高等学校を卒業し、同年に原西と共に
FUJIWARAを結成した。初めはグループ活動が中心で、吉本印天然素材のメンバーとしても活動していた。1990年代には「
ナインティナイン」らと共に登場し、次第に個人としての活動も目立つようになる。
2009年には共演者の
木下優樹菜との交際が話題になり、2010年に結婚。彼らには二人の娘がいるものの、2019年には離婚を発表した。離婚後も家族としての関係を保ちながら、二人の間の親権を分担している。
藤本は2023年に17歳年下の女性との交際が報じられたが、後に破局を公表した。
不祥事
2023年10月には
渋谷区での当て逃げ事件が報じられ、
吉本興業は期限の定めのない謹慎処分を発表。後に略式起訴され、罰金が科された。これにより、彼は一時的に芸能活動を自粛することとなったが、早い段階で活動を再開し、以前のレギュラー番組に復帰した。
ギャグとスタイル
藤本のギャグは相方・原西に比べて少数派だが、彼の特徴的なフレーズ「顔デカいからや!」は多くのファンに愛されている。他にも
IKKOの「どんだけ~」を引き出すなど、さまざまなギャグが彼のスタイルに組み込まれている。特に「宮迫さんのせいですよ」というフレーズは多くの場面で使われ、流行語大賞にもランクインするほどだ。
人物像
藤本にはさまざまなエピソードや趣味がある。ミキサーやガイド並みに
ディズニーランドを愛し、料理も得意で特にサンドイッチが得意と言われる。大喜利が苦手という意外な一面も持ち、さらには
酒や
コーヒーが苦手である。
彼の運転スキルも話題になっており、元妻から注意を受けていたこともある。彼はまた、日本一のガヤ芸人として知られ、どんな番組でも臆することなく発言する姿勢が評価されている。
俳句の才能
近年では俳句番組『
プレバト!!』に出演し、俳句においても数多くの成果を残している。藤本は永世名人の称号を持ち、その詩的センスにも注目が集まっている。俳句の才能については、努力型で意外とファンタジックだと高く評価されている。
結論
藤本敏史は、さまざまな個性やエピソードを持つバラエティタレントであり、これからも彼の活動から目が離せない。お笑いの現場での彼の存在は、新しい形のコメディーを創造する重要な役割を果たしている。