藤沢志月

藤沢志月（ふじさわ しづき、9月23日生まれ）は、広島県広島市出身の日本の漫画家です。少女漫画を中心に、学園ものから恋愛ものまで幅広いジャンルの作品を手がけています。

2005年、『シュガー☆シュガー』（『デラックスBetsucomi』2005年春の超!特大号掲載）でデビューを果たしました。その後も数々の作品を発表し、着実にキャリアを積み重ねていきます。

2021年には、『柚木さんちの四兄弟。』が第66回小学館漫画賞少女向け部門を受賞。この作品は、四兄弟の日常を温かく描き出し、多くの読者の心を掴みました。2022年9月には、同作の累計発行部数が80万部を突破するなど、その人気は留まるところを知りません。

藤沢志月の作品は、繊細な絵柄と、登場人物たちの心情を丁寧に描くストーリーが特徴です。読者は、彼女の描く世界観に引き込まれ、共感や感動を覚えます。また、キャラクターたちの個性的な魅力も、作品をより一層引き立てています。

主な作品としては、

『天然系★王子』（2006年）
『恋々カントリーロード』（2006年）
『ハーレム☆ロッジ』（2007年）
『ラブファイター!』（2008年）
『キミのとなりで青春中。』（2008年 - 2011年）
『僕と君とで虹になる』（2011年 - 2013年）
『ハツハル』（2014年 - 2018年）
『彼女はまだ恋を知らない』（2013年 - 2017年）
『柚木さんちの四兄弟。』（2018年 - 連載中）
* 『超絶片思いハイスペック吉田』（2020年 - 連載中）

などがあります。これらの作品は、小学館のフラワーコミックスから刊行されているものが多く、少女漫画ファンを中心に広く読まれています。

近年は、講談社の『Palcy』にて『超絶片思いハイスペック吉田』を連載するなど、新たな挑戦も続けています。その活躍は多岐にわたり、今後の作品にも大きな期待が寄せられています。

藤沢志月の描く、魅力的なキャラクターたちが織りなす物語は、これからも多くの読者を魅了し続けることでしょう。

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