藤生喜代美

藤生喜代美：高校から指導者まで輝くバスケットボール人生

藤生喜代美さんは、1982年5月2日、群馬県で生まれました。AB型、身長166cm、体重58kgの彼女は、高校時代から頭角を現し、全国大会の舞台を経験しています。特に、足羽高校時代には同期である畑恵里子さんと共にチームを牽引し、全国レベルの戦いで活躍しました。

高校卒業後は、シャンソン化粧品に入社。主力選手としてチームに貢献し、数々のタイトル獲得に貢献しました。企業チームでの経験は、彼女のバスケットボールスキルをさらに磨き上げ、プロとしての意識を育む上で大きな役割を果たしました。

2009年、シャンソン化粧品を退社した藤生さんは、地元群馬県に戻り、クラブチームに所属。地域貢献を意識しながらも、高いレベルのプレーを続け、国体への出場も果たしました。この経験を通して、地元への愛着を深め、地域社会に貢献する姿勢を培ったのではないでしょうか。

新たな挑戦として、2010年、藤生さんは早稲田大学に入学。名門大学のバスケットボール部で、学生生活と競技活動を両立させます。2年次には、念願のインカレ初優勝に貢献。チームの中心選手として、その卓越したスキルとリーダーシップを発揮しました。大学時代は選手としての活躍だけでなく、チームを支える存在としても大きな役割を果たしていました。

さらに、2011年には中国女子バスケットボールリーグの遼寧省衝業とプレイオフ期間のみ契約。国際舞台での経験も積み重ね、視野を広げました。異国の文化や競技環境に触れることで、自身のスキルや考え方の幅を広げる貴重な経験になったはずです。

3年次からは学生コーチに専任。ヘッドコーチである萩原美樹子さんの不在時にはチームを指揮し、指導者としての才能を開花させました。この経験は、将来のヘッドコーチとしての道を切り開く上で大きな礎となりました。そして2016年、念願のヘッドコーチに就任。

藤生喜代美さんの経歴は、笠懸東小学校、笠懸南中学校、足羽高校、シャンソン化粧品（2001年～2009年）、スバルクラブ、早稲田大学（2010年～2012年）と続きます。選手として、そして指導者として、常に高い目標を持ち、ひたむきに努力を続ける彼女の姿は、多くの人々に勇気を与え続けています。

高校時代からの活躍から、企業チームでの成功、そして大学での優勝、中国リーグでの経験、更には指導者としてのキャリアへと続く、藤生喜代美さんの歩みは、日本の女子バスケットボール界において、大きな足跡を残すものとなるでしょう。彼女の今後の活躍にも期待が高まります。

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