虹組ファイツ

虹組ファイツ：15周年を超えるゲイアイドルごっこサークルの軌跡

2009年2月1日に結成された虹組ファイツは、18歳から39歳までのゲイが集まる、異色のアイドルごっこサークルです。元メンバーである岡本忍(背番号01)がプロデューサーを務め、15年以上にわたる活動で、ゲイコミュニティのみならず、広く注目を集める存在となっています。

100名を超えるメンバーと、100曲以上の楽曲

結成以来、100名を超えるメンバーが虹組ファイツに参加し、それぞれの個性と才能を活かして活動してきました。オリジナル楽曲のレコーディング、ライブパフォーマンス、イベント出演など、多岐にわたる活動を通じて、グループとしての歴史を積み重ねてきました。

これまでにリリースされたシングルは9枚、アルバムは3枚。さらにメンバーソロ曲、派生ユニット楽曲、ライブ限定曲などを含めると、楽曲総数は100曲を優に超えます。これらの作品は、通信販売やライブ会場での販売を通じてファンに届けられ、多くの支持を集めました。現在、シングルとアルバムは完売しており、楽曲はiTunesやAmazon Musicなどの配信サイトで聴くことができます。ただし、配信終了となっている楽曲も多く存在します。

サークル形式を超えた活動規模

虹組ファイツは、サークルという枠組みを超えた活動規模を誇ります。Zeppダイバーシティ東京やZeppなんばといった大型会場で開催されるLGBTイベントへの出演経験を持ち、数々のイベントにゲストとして招かれるなど、高い人気を博しています。

活動エリアは東日本と西日本で大きく分けられ、関東、名古屋、関西、九州の4地域に拠点を置いています。各地域を中心に活動するメンバーは、合同ライブなどを通して全国規模での活動も行っています。居住地域によっては、活動しやすいエリアを選んで活動することも認められています。

多様な活動内容と、未来への展望

虹組ファイツの活動は多様です。単独ライブの開催に加え、「虹組学園文化祭」やファン感謝祭といったイベントも定期的に開催され、メンバーとファンの交流を深めています。また、メンバーが主催する「虹組カフェ」では、ゲイバーを貸し切って、ファンと直接交流する機会を提供しています。さらに、ツイキャスを用いたラジオ番組も配信されており、メンバー同士のコラボトークなども展開しています。

名古屋では、毎月第3土曜日にドラァグクイーンとのコラボイベント「にじいろっ☆サタデーナイト」を開催。オリジナル楽曲の披露はもちろん、ショータイムやゲームコーナーなど、バラエティ豊かな企画が用意されています。

現在、公式に活動しているメンバーは25名ですが、過去には108名が卒業しています。総勢133名以上のメンバーが虹組ファイツの歴史を彩ってきました。その活動内容は、公式音源化された楽曲だけでなく、未音源化楽曲も多数存在します。ソロ曲、ユニット曲、地域限定曲など、多様な楽曲が創作され、その数は100曲を超えています。これらの未音源化曲は、今後のリリースに期待がかかります。

虹組ファイツは、これからもゲイコミュニティの活性化に貢献し、独自のアイドルごっこサークルとして進化を続けるでしょう。今後の活動にも注目です。

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