蟹江町消防本部

蟹江町消防本部について

蟹江町消防本部（かにえちょうしょうぼうほんぶ）は、愛知県海部郡蟹江町に位置する消防部局であり、主に同町全域の消防業務を担当しています。消防本部は1971年に設立され、その後も地域の安全を守り続けています。

概要

蟹江町消防本部の所在地は海部郡蟹江町大字蟹江本町クノ割10です。消防署は1カ所設置されており、管轄面積は約11.09平方キロメートルで、地域には52名の職員が勤務しています。また、消防本部の運営にあたる主力車両としては、以下の種類が揃えられています。

• - 消防ポンプ自動車: 2台
• - 水槽付消防ポンプ自動車: 2台
• - はしご付消防自動車: 2台
• - 救助工作車: 1台
• - 高規格救急自動車: 3台
• - 指揮車: 1台
• - 広報車: 1台
• - 資材搬送車: 2台

これらの車両は、住民の安全を確保し迅速な対応を行うために重要な役割を果たしています。

沿革

蟹江町消防本部は1971年4月に旧役場庁舎にて発足しました。この時期から消防に関するさまざまな取り組みが始まりました。1972年4月には消防庁舎が竣工され、消防署が専任として発足、消防本部との合同庁舎が設置されることになりました。

1979年10月には、蟹江町蟹江新田に南部出張所が開設されるも、2011年頃に閉鎖されました。しかし、当時の建物は現存しており、地域住民の記憶に残る場所となっています。さらに、2013年4月からは弥富市役所の十四山支所内に海部地方消防指令センターが開設され、その運用を開始しました。

これに続き、2025年4月からは名古屋市消防局に通信指令業務が委託されることにより、より効率的な消防活動が期待されています。

消防指令センター

蟹江町消防本部は、津島市、海部東部消防組合、海部南部消防組合、愛西市と協力して海部地方消防指令センターを共同運用していました。しかし、2025年4月以降は、このセンターの業務が名古屋市の防災指令センターへと集約されることとなり、地域の消防指令業務が一元化されます。

まとめ

蟹江町消防本部は、地域の住民の安全を守るために多岐にわたる活動を展開しています。長年の歴史と経験をもとに、今後も住民の安心・安全を確保するために尽力し続けることでしょう。最新の消防技術や協力体制を活用し、地域における消防サービスの充実を図っていくことが期待されています。

もう一度検索