街の14景

the band apart「街の14景」

the band apart（バンアパ）が2014年にリリースした通算6枚目のスタジオアルバムが「街の14景」です。前作から約2年ぶりとなるオリジナルアルバムで、全曲日本語詞という点が特徴です。

アルバムの特徴

「街の14景」は、バンアパの新たな試みが詰まった意欲作と言えるでしょう。各楽曲の作曲者が作詞も担当しており、それぞれの個性が色濃く反映されています。また、シングル曲は収録されておらず、アルバム全体を通して一つの作品として楽しめる構成となっています。

収録曲について

アルバムには全14曲が収録されており、バラエティ豊かな楽曲が揃っています。

1. いつかの
作曲：木暮栄一
アウトロが次の曲「ノード」へと繋がっています。

2. ノード
作曲：木暮栄一
アルバムに先駆けてJ-WAVEで解禁され、青木亮二監督によるミュージックビデオも制作されました。

3. 仇になっても
作曲：原昌和
歌詞カードには歌詞が掲載されておらず、公式サイトでのみ公開されています。

4. 夜の向こうへ
作曲：荒井岳史

5. 12月の
作曲：木暮栄一

6. AKIRAM
作曲：原昌和、木暮栄一
木暮と原の共作による歌詞が特徴的です。

7. 明日を知らない
作曲：荒井岳史
ベースにEbowが使用されています。

8. 師走
作曲：原昌和
スキットを除けば、アルバム初収録となるインスト曲です。
過去にはコンピレーションアルバムにインスト曲が収録されているため、厳密には初のインスト曲ではありません。

9. 泳ぐ針
作曲：木暮栄一

10. black
作曲：川崎亘一

11. ARENNYAで待ってる
作曲：原昌和
歌詞の英語部分は木暮が担当しています。

12. アウトサイダー
作曲：荒井岳史

13. 8月
作曲：木暮栄一

14. outro
構成：木暮栄一
* 「夜の向こうへ」「black」「AKIRAM」「ノード」のサビを繋いだ構成となっています。

まとめ

「街の14景」は、バンアパの音楽性の幅広さと深さを感じさせる作品です。日本語詞による表現、各メンバーの個性が光る作曲、そして緻密に構成された楽曲群は、聴く人を飽きさせません。バンアパのファンはもちろん、新しい音楽を求める人にもおすすめできる一枚です。

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