西尾市消防本部

西尾市消防本部について

西尾市消防本部は、愛知県西尾市に所在し、地域の安全を守るために様々な消防業務や救急サービスを提供している機関です。本部は西尾市矢曽根町赤地にあり、管轄区域は西尾市全域です。西尾市消防本部は、災害時に住民の生命や財産を守るために、専門の職員を配置しており、その職員定数は190人となっています。

構成と設備

西尾市消防本部は、消防署1カ所、分署4カ所、出張所2カ所、分遣所1カ所を有し、地域に密着した消防活動を展開しています。活動を支えるための主力機械も充実しており、2022年12月時点では以下のような車両が整備されています。

• - 普通消防ポンプ自動車：7台
• - 水槽付消防ポンプ自動車：6台
• - はしご付消防自動車：1台
• - 化学消防自動車：2台
• - 水槽車：1台
• - 救急自動車：8台
• - 救助工作車：1台
• - 指揮車：1台
• - 資機材搬送車：7台
• - 広報車：8台
• - 作業車：1台
• - 連絡車：2台
• - ボートトレーラー：1台

これらの車両は、火災や災害時の迅速な対応に必要不可欠であり、地域住民の安全を確保する役割を果たしています。特に救急自動車は、8台の体制で緊急時の医療サービスを提供しており、迅速な救急対応に寄与しています。

沿革

西尾市消防本部は、1955年5月1日に設置されました。初めての消防署である西尾市消防署は1961年1月28日に設立され、その後1962年には救急業務を開始しました。1965年には西分署が開設され、1972年には北出張所の開設が実施されました。このように、地域のニーズに応じて消防体制を拡充し、近年では救急業務も強化されてきました。

重要な出来事の一つとして、2001年と2002年にそれぞれの出張所において救急業務の開始が挙げられます。この対応により、地域密着型の救急サービスが一層進化しました。また、2011年には市町村の合併により、幡豆郡消防組合を統合し、組織が一層強化されました。

組織と機能

西尾市消防本部は、主に総務課と予防課というふたつの部門で構成されています。これらの部門は、消防事故を未然に防ぐための予防活動や、消防士の教育・訓練など、さまざまな業務を行っています。また、消防活動に必要な資材の運搬や、地域への広報活動も重要な役割を担っています。

西尾市消防本部は、地域社会の安全を守るために日々努力しており、今後もさらなるサービス向上を目指しています。これにより、市民に安心・安全な生活を提供し続けることが期待されます。

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