西山徹 (ファッション)とは？意味をやさしく解説

西山徹 (Tetsu Nishiyama)

プロフィール

西山徹は、1974年 2月14日生まれの日本のファッションデザイナーです。東京都渋谷区南平台町出身で、通称TET/BLITZとしても知られています。彼のデザインは、ミリタリー、ワーク、スケートボードなどの要素を融合させた独特のスタイルが特徴です。

キャリアの始まり

西山は、和光高等学校を卒業後、ピザ屋やビリヤード場、ステューシーの店員などのアルバイトを経験しました。その後、1993年に滝沢伸介に誘われ、ネイバーフッドの立ち上げに参加。同じく1993年にはSKATE THINGと共に「40％ AGAINST RIGHTS」をスタートさせました。このブランドは1996年に活動を休止しましたが、彼のキャリアにおける重要な一歩となりました。

WTAPSの設立と展開

1996年、西山は自身のアパレルブランド「WTAPS」を設立。当初のブランド名は「40％ UPARMORED WTAPS」でした。WTAPSは、ミリタリーウェアをベースにしたデザインが特徴で、高品質な素材と機能性を重視した服作りで人気を集めました。2002年から2年間、WTAPSの活動を一時休止し、その間、自身のアトリエを手作りで作り始めました。

ストアとプロジェクト

2004年 9月11日、原宿に「Philosophy STORE」をオープン。幼なじみのナオユキが店長を務めましたが、2005年6月に閉店。その後、「Philosophy」は「Philosophy ZINE」として形を変え、不定期に発行され、西山が編集長を務めています。2005年 10月8日には、青山に「Blackflag」がオープンし、クリエイティブ・ディレクターを担当しました。

WELDとURSUS BAPE

2008年、照井利幸の発案に賛同し、レーベルでありアーティスト集団である「WELD」を照井と共に設立。2009年には、A BATHING APE®の新ライン「URSUS BAPE」のディレクターに就任し、新たなデザインの可能性を追求しました。

40％ AGAINST RIGHTSの再開とGIP-STORE

2009年、ノーウェア香港のオープンに合わせて「40％ AGAINST RIGHTS」を再開。2011年9月10日には、渋谷にWTAPS初のオンリーショップである「GIP-STORE」をオープンさせました。

パーソナルな側面

西山の髪型は、長年丸刈りで、バリカン刃を0.8ミリの設定で約2週間に1回、アトリエでカットしていました。しかし、2011年からは髪を伸ばし始めました。愛車はポルシェ・カイエンで、オートバイは滝沢から譲り受けた79年式ハーレーダビッドソンとベスパを所有しています。整理整頓が好きであるという一面も持っています。

西山徹 (ファッション)

西山 徹 (Tetsu Nishiyama)