西山真瑚

西山 真瑚のプロフィール

西山真瑚（にしやましんご、英語: Shingo Nishiyama、2002年1月24日生まれ）は、日本のフィギュアスケート選手で、男子シングルとアイスダンスの両方で活躍しています。東京都で生まれ育ち、現在は早稲田大学の人間科学部通信教育課程に在学中です。

家族と憧れのスケーター

西山は父母と3歳上の姉という家庭に育ちました。彼のスケートへの情熱の源泉は、羽生結弦選手への憧れにあるといいます。また、イギリスロイヤル・バレエ団に所属するバレエダンサー、高田茜は彼の母方の親戚にあたります。西山は「アイスダンスをシングルのように人気スポーツにしたい」という目標を掲げ、アイスダンスの環境を改善するための活動にも取り組んでいます。

スケート人生の始まり

彼のスケートキャリアは6歳から始まり、明治神宮外苑FSCを拠点に練習を重ねました。優れたスケーティング技術と表現力で注意を引き、2012年には全日本ノービス選手権で優勝し、さらに2016年には東日本ジュニア選手権での勝利を収めました。2017年には、カナダのトロントにあるクリケットクラブに拠点を移し、スケートの技術を更に向上させていきます。

アイスダンスとの出会い

2018年、西山はクリケットクラブのアンドリュー・ハラムコーチの勧めによりアイスダンスを始めることになります。そして2019年1月には吉田唄菜選手とのカップルを結成し、このペアは「うたしん」と呼ばれるようになりました。2019-2020シーズンからはジュニアグランプリシリーズにアイスダンス選手として参加し、シングル競技とも並行して活動を続けます。

パートナーシップの変遷

2020年1月、自身のSNSで吉田唄菜とのカップル解消を発表します。その後、2021年3月には高浪歩未選手と新たにカップルを結成し、「あゆしん」という愛称で知られるようになりました。2026年のミラノ・コルティナダンペッツオオリンピックを目指していましたが、個人的な事情により2022年3月にパートナーシップを解消し、日本に拠点を戻します。

帰国後、明治神宮外苑アイススケート場で再び練習を開始し、2022-23シーズンはシングル競技に出場しつつ新しいアイスダンスパートナーを探すことになります。このシーズンを通じて全日本選手権や国体などに出場し、今後はアイスダンスに専念する意向を示しています。2023年5月、自身のSNSを通じて田中梓沙選手との新たなカップル結成を発表しました。

今後の目標

2023-24シーズンに向けては、田中梓沙選手との新しいコンビでの活動を開始しました。また、2023年10月にはオリエンタルバイオ株式会社との所属契約を締結し、今後の活躍が期待されます。西山真瑚は、フィギュアスケート界において注目される若手選手として、その動向から目が離せません。

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