西本欣司

西本 欣司のプロフィール

西本欣司（にしもと きんじ）は1966年11月24日、神奈川県に生まれたプロ野球審判員です。彼は1990年からセントラルリーグの審判として活躍し、これまでに2236試合に出場してきました。代表的な背番号は、1990年から2003年までの35、そして2004年以降の7です。

来歴

西本は武相高等学校を卒業後、愛知学院大学に進学しました。大学卒業後の1990年、彼はセントラルリーグの審判部に入局し、当時スタートしたばかりの審判四人制に参加した新たな顔ぶれの一人となりました。新規採用としての挑戦は、彼のキャリアにおいて重要な分岐点となりました。

西本はその後、審判員としての実力を磨き続け、2005年には審判員奨励賞を受賞しました。

大舞台での経験

西本はオールスターゲームや日本シリーズなど、大舞台でも活躍してきました。オールスターには2003年、2008年、2015年の3回出場し、2008年第1戦では球審を務めました。また、日本シリーズには2009年、2012年、2017年、2021年の4回出場し、2009年第4戦、2012年、2017年第3戦では球審として重要な役割を果たしました。

特筆すべきは、2010年9月23日に東京ドームで行われた読売ジャイアンツ対横浜ベイスターズ戦で、一塁塁審を務め、通算1000試合出場を達成したことです。これは、プロ野球審判員としての一つの大きなマイルストーンとなりました。

2016年には、北海道日本ハムファイターズと埼玉西武ライオンズの試合で球審を務め、史上90人目となる通算1500試合出場を達成しました。

さらに、2019年には球審を務める際の構えをシザーススタンスからボックススタンスに変更し、新たな審判スタイルを確立しました。

2021年7月3日、横浜DeNAベイスターズ対読売ジャイアンツの試合で二塁塁審を務め、史上72人目の通算2000試合出場を達成しました。

表彰と評価

これまでの彼の功績は、さまざまな形で評価さています。2005年にはセントラル・リーグ審判員奨励賞を受賞し、さらに2017年にはファインジャッジ賞も獲得しました。

経歴の結び

西本欣司は2023年からクルーチーフの地位を外れましたが、その功績や実績はプロ野球界において高く評価されています。場面ごとにおける彼の冷静で正確なジャッジは、ファンからも信頼を寄せられ、これからも日本プロ野球の審判としてその名を刻んでいくことでしょう。

彼の経歴からは、プロ野球審判員としての誇りと情熱が感じられ、今後も多くの試合でその活躍を楽しみにしています。

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