西村京太郎の著作一覧

西村京太郎の著作一覧

推理作家・西村京太郎の著作をまとめた一覧です。刊行された書籍名を年代別に記載しています。未発表小説は含まれません。内容が同じで題名のみ変更されているものは、同一作品として扱っています。長編で上下巻が存在するものは、合わせて1冊と数えます。

短編集については、収録作品を増減させて改題・再出版されることがありますが、ここでは同一著作としていません。例えば、『カードの城』は短編「行き先のない切符」を加えていますが、実質的には『南神威島』の改題とみなします。同様に、『行先のない切符』は短編「夜の殺人者」「鳩」を加えていますが、実質的には『カードの城』の改題として扱います。

西村京太郎は、その速筆と多作ぶりで知られており、2012年3月には500冊、2015年2月には550冊、2017年12月には600冊を突破しました。2022年4月に文藝春秋社が発行した『文春ムック 西村京太郎の推理世界』によると、生前に出版した単行本の数は647冊とされています。さらに、死後も2冊の新刊が出版されています。

30代前期から作家活動を始めた西村京太郎ですが、著作の90パーセント以上は50歳を過ぎてから刊行されたものです。作家としては大器晩成型と言えるでしょう。

日本国内屈指の多作家でありながら、執筆にはワープロやパソコンを一切使用せず、91歳で死去するまで、全ての小説原稿を手書きで書き続けました。その創作への情熱とスタイルは、多くの人に感銘を与えました。

以下に、年代別の著作一覧を示します。

1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代


また、以下は選集の一覧です。

西村京太郎 長編推理選集
* 十津川警部 日本縦断長篇ベスト選集


小説以外の著作については、以下の通りです。

詳細は、各年代ごとのリストを参照してください。

注記

この一覧は、完全なものではありません。また、同一作品の扱いについては、上記の基準に基づいています。

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