見上げてごらん夜の星を (フォーリーブスのアルバム)

『見上げてごらん夜の星を』

『見上げてごらん夜の星を』は、1973年7月21日にリリースされたフォーリーブスの6枚目のサウンドトラックであり、結成7周年を記念する特別な作品です。このアルバムには、南沙織やスーパーエイジス、フジシマ ジュリー、宇治かほるなど、多彩なアーティストとの共演が収められています。

音楽的特徴

本作は、4チャンネルサウンドで制作され、音質にもこだわりが感じられます。また、特大サイズのポスターが付属していることで、ファンにとってはコレクターズアイテムとも言える一枚です。全曲の作詞は永六輔が手掛け、作曲はいずみたく、編曲には大柿隆が参加しています。これにより、音楽のクオリティが保証されており、聴く者を飽きさせない魅力が詰まっています。

収録曲の紹介

A面

1. オーバチュア
アルバムのオープニングで、聴き手を作品の世界に引き込む役割を果たします。
2. 見上げてごらん夜の星を
タイトル曲で、人生や宇宙の美しさを歌い上げる珠玉の一曲です。
3. チャチャチャで勉強
リズミカルで明るい曲調が特徴。
4. どうしてなの
おりも政夫とフジシマ ジュリーのデュエットによる切ないバラード。
5. 夜空の星
おりも政夫と南沙織の共演のナンバーで、幻想的な雰囲気を醸し出します。
6. 帰っておいでふるさとへ
宇治かほるによる感動的なふるさとを思い起こさせる曲。
7. サンデー・サンデー・サンデー
明るく楽しい日曜日を感じさせるひと時。

B面

1. 親不孝かもしれないけれど
おりも政夫の歌で、少し切なさを含んだメッセージ性のある曲。
2. 恋しなさい息子達よ
フォーリーブス、宇治かほる、フジシマ ジュリーが共演した、若者への励ましの言葉が込められた曲。
3. すべてを捧げる時
南沙織による心に響くナンバー。
4. 道を作ろう
おりも政夫と北公次の共演で、未来の希望を歌った内容となっています。
5. メドレー
様々な楽曲が織り交ぜられた構成で、聴きごたえのあるエンディング。
- すべてを捧げる時
- 夜空の星
- 見上げてごらん夜の星を

『見上げてごらん夜の星を』は、聴く人に様々な感情を呼び起こす作品であり、聴く者に深い印象を残します。特に多くのアーティストとのコラボレーションが、このアルバムの大きな魅力となっています。音楽スタイルや歌詞が融合することで、リスナーにとって忘れられない体験となることでしょう。このアルバムは、フォーリーブスのキャリアの中でも特に重要な一作として位置づけられています。

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