触覚タッチ

触覚タッチ（Haptic Touch）とは

触覚タッチ（英: Haptic Touch）は、Appleが開発したハプティクス機能です。これは、従来の3D Touchの代替として、対応するiPhone上で利用できます。画面への圧力を検知する3D Touchとは異なり、触覚タッチは画面を長押しすることで動作します。

概要

触覚タッチは、iPhone XRおよびiPhone SE (第1世代)以降のモデルで、3D Touchの代替機能として導入されました。ただし、iPhone XS/XS Maxは例外です。3D Touch搭載機種であっても、設定で3D Touchをオフにすることで、代わりに触覚タッチが機能します。

初期のiOS 12では、通知のプレビューやホーム画面におけるAppのショートカットなど、3D Touchに比べて実行できることが限られていました。しかし、iOS 13のリリース以降は、Live壁紙や3D Touchにのみ対応したアプリケーションを除き、3D Touchとほぼ同等の機能が利用できるようになりました。

実装

触覚タッチを採用したiPhoneには、例外なくTaptic Engineという触覚フィードバック装置が搭載されています。これにより、動作時には端末が微かに振動し、ユーザーに触覚タッチがアクティブになったことを知らせます。iPhone SE (第1世代)はTaptic Engineを搭載していないため触覚フィードバックはありません。

搭載機種

iPhone XR
iPhone 11
iPhone 11 Pro / Pro Max
iPhone 12 / 12 mini
iPhone 12 Pro / Pro Max
iPhone 13 / 13 mini
iPhone 13 Pro / Pro Max
iPhone 14 / 14 Plus
iPhone 14 Pro / Pro Max
iPhone 15 / 15 Plus
iPhone 15 Pro / Pro Max
iPhone SE (第1世代) ※Taptic Engineを搭載していないため触覚フィードバックは無し
iPhone SE (第2世代)
iPhone SE (第3世代)

これらの機種では、画面を長押しすることで、様々な機能やショートカットにアクセスできます。

設定方法

触覚タッチの設定は、iPhoneの設定アプリから調整できます。感度や長押しの時間を変更することで、より快適な使用感を得ることが可能です。

外部リンク

iPhoneでタッチの設定を調整する
iPhone で 3D Touch や触覚タッチの感度を変更する

まとめ

触覚タッチは、iPhoneの操作性を向上させる便利な機能です。対応機種をお持ちの方は、ぜひ活用してみてください。

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