誰だって波瀾爆笑

誰だって波瀾爆笑

『誰だって波瀾爆笑』（だれだってはらんばくしょう）は、2008年10月5日から2020年3月29日まで日本テレビ系列で放送されていたトークバラエティ番組です。この番組は、日曜日の午前に放送され、多くの視聴者に笑いと感動を届けていました。

番組の概要

本番組は、1992年から放送されていた『いつみても波瀾万丈』をリニューアルし、ゲストの人生や魅力をトークを交えながら紹介するスタイルが特徴です。メイン司会には堀尾正明が起用され、彼の軽妙なトークが魅力の一つでした。

番組の構成は二部構成で、まずは「波瀾履歴ショー」というコーナーで、ゲストの半生を履歴書形式で振り返ります。また、「これさえあれば何杯でもいける」というコーナーでは、ゲストが白ご飯に合うおかずを紹介し、実際に試食するという内容でした。これらのコーナーを通して、日常に潜む笑いやドラマを引き出す仕掛けが多く、視聴者の共感を得ていました。

スタジオは観客を招いての公開収録が行われ、リアルタイムでの反応が楽しめるのも特徴でした。放送当初から視聴率も好調で、一時は10%以上の高視聴率を記録することもありましたが、競合番組が増えるにつれて、視聴率に苦しむこともありました。

放送の変遷

2010年末からは新しいタイトルロゴが導入され、さらに2011年4月からは放送時間が90分に拡大し、その後2016年10月から再び放送時間が拡大されるなど、柔軟にスケジュールが変更されていきました。しかし、2020年3月29日に最終回を迎えたことで29年間続いたトーク番組シリーズに幕が下ろされました。

その後、『ニノさん』というバラエティ番組が本番組の後を継ぎ、日曜日の午後枠に移動して放送されることとなりました。

出演者について

放送終了時には、メインキャスターの堀尾正明をはじめ、溝端淳平、岡田結実、小峠英二や平子祐希など、さまざまな人気タレントが出演していました。過去には関根麻里、マッキー牧元も活躍しており、幅広いゲストとともに多彩なトークを展開していました。

特徴的なコーナー

「波瀾履歴ショー」では、視聴者に興味の湧くゲストの過去や成功の鍵を探る内容が用意され、深い分析とともに笑いの要素も交えられたのが魅力でした。「これさえあれば何杯でもいける」においては、ゲストが自由におすすめのおかずを発表し、視聴者に役立つ情報を楽しんでもらう役目を果たしました。

最後に

『誰だって波瀾爆笑』は、楽しいトークと感動的なエピソードが詰まった番組として、多くの視聴者に愛される存在でした。番組は終了しましたが、その白熱したトークと笑いの数々は、今なお多くの人々の心に残り続けています。

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