諏訪中央病院

諏訪中央病院

諏訪中央病院は、長野県茅野市に位置する医療機関であり、正式名称は組合立諏訪中央病院です。茅野市、諏訪市、原村の2市1村で構成された諏訪中央病院組合によって運営されています。

概要

茅野市の小高い丘の上に位置する諏訪中央病院は、かつて院長を務めた今井澄、鎌田實両医師の活躍により、全国的にその名を知られるようになりました。その影響力は大きく、日本各地から研修医が訪れるほどです。

病床数

現在の病床数は以下の通りです。

総病床数: 362床
一般病床: 317床 (一般266床、緩和ケア6床、回復期リハビリテーション45床)
療養病床: 45床 (医療療養型15床、介護療養型30床)

診療科目

諏訪中央病院では、多岐にわたる診療科目を設けて、地域住民の様々な医療ニーズに対応しています。

診療部

内科
外科
小児科
整形外科
脳神経外科
皮膚科
泌尿器科
眼科
耳鼻咽喉科
産婦人科
精神科
放射線科
麻酔科
リハビリテーション科

センター部門

救急総合医療センター
在宅・地域ケアセンター

特殊外来部門

禁煙外来
ワクチン・渡航外来
フットケア外来

沿革

諏訪中央病院は、1950年（昭和25年）にちの町国保直営諏訪中央病院として開設されました。その後、1953年（昭和28年）に1町9ヶ村が運営する組合へ経営が移譲され、1958年（昭和33年）には現在の茅野市、諏訪市、原村の2市1村による組合立となりました。

1975年（昭和50年）2月 - 救急告示病院認可。
1980年（昭和55年） - 今井澄が病院長に就任。
1986年（昭和61年）4月1日 - 新病棟竣工に伴い現在地に移転。一般病棟を200床に増床。
1988年（昭和63年） - 鎌田實が病院長に就任。
1990年（平成2年）4月 - 老人保健施設｢やすらぎの丘｣を開設。
1993年（平成5年）1月 - 分院としてリバーサイドホスピタルを開院。
1997年（平成9年）6月 - リバーサイドホスピタルの病床を諏訪中央病院に移し、リバーサイドクリニックに改称。
2000年（平成12年）3月 - 訪問看護ステーション｢いろは｣｢どれみ｣を開設。
2001年（平成13年）4月1日 - リバーサイドクリニックの経営を茅野市に移管。濱口實が病院長に就任。
2002年（平成14年）4月 - 諏訪看護専門学校を諏訪中央病院看護専門学校に改称。
2017年（平成29年）4月1日 - 吉澤徹が病院長に就任。

交通アクセス

JR東日本中央本線茅野駅下車、路線バスで約15分、タクシーで約10分。
中央自動車道諏訪ICから約6km、約20分。
ヘリポート有り。

テレビ番組出演

日経スペシャル カンブリア宮殿 「ニッポンの医者よ、本当の医療を取り戻せ！」（2006年12月18日、テレビ東京）- 名誉院長 鎌田實出演。

外部リンク

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