諏訪裕美

諏訪裕美：日本の女子バスケットボールを彩った名センター

諏訪裕美（すわ ひろみ）は、1985年12月5日生まれ、大阪府出身の元女子バスケットボール選手です。ポジションはセンター。その卓越した技術と献身的なプレーで、日本のバスケットボール界に多大な貢献をしました。ニックネームは「ロン」で親しまれていました。

輝かしい高校時代とJOMOでの活躍

バスケットボールの名門、桜花学園高校に進学した諏訪は、数多くの全国タイトルを獲得。早くからその才能を発揮しました。卒業後、JOMOサンフラワーズ（現・ENEOSサンフラワーズ）に入団。アテネオリンピック後にチームの主力選手が引退したこともあり、1年目から中心選手として活躍しました。

2006-07シーズンには、チームのリーグ優勝に大きく貢献。その実力を証明しました。

日本代表としての国際舞台での活躍

諏訪は、日本代表としても数々の国際大会に出場しています。2006年のアジア大会では銅メダルを獲得。2007年には、北京オリンピック予選を兼ねたアジア選手権の日本代表にも選出されました。2010年には、世界選手権にも出場し、世界の強豪を相手に奮闘しました。

2014年の仁川アジア大会にも日本代表として出場し、再び銅メダルを獲得。長年にわたり、日本代表の中心選手として活躍しました。

引退、そして現役復帰

2012年にJOMOを退社し、一度は引退。母校である桜花学園高校バスケットボール部のアシスタントコーチを務めました。しかし、2013年にアイシン・エィ・ダブリュ ウィングス（現・アイシン ウィングス）から現役復帰を果たし、再びコートに戻ってきました。

2016年にアイシン・エィ・ダブリュ ウィングスを退団し、現役を引退しました。

経歴

桜花学園高
JOMO/JXサンフラワーズ（2004年～2012年）
アイシンAW ウィングス（2013年～2016年）

日本代表歴

2006年アジア大会
2007年アジア選手権
2010年世界選手権
2010年アジア大会
2014年アジア大会

関連人物

* 内海亮子：高校・JOMO時代の同期。

諏訪裕美は、その卓越した技術と、常にチームのために全力を尽くすプレースタイルで、多くのファンを魅了しました。引退後も、日本のバスケットボール界に大きな影響を与え続けています。

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