『諸口あきらのフレッシュモーニング』について
『
諸口あきらのフレッシュモーニング』は、1992年の4月から1996年の9月30日まで、KBS京都で放送されていた生放送のワイド番組です。放送は朝の7時から9時42分まで行われ、通常の時間帯とは異なる変則的なスケジュールでした。この理由は9時42分から「売り切れ御免!山ちゃん商店」という別番組が放送されていたためで、後にこのコーナーが番組内に統合され、放送時間が9時50分まで延長されました。
この番組のパーソナリティは、主に
諸口あきらが務め、そのほかに
塩見祐子や1995年から加わった水野潤子が参加しました。元気な声でリスナーを引きつけるトークを展開し、毎日の朝を彩りました。
番組では、特に京都の地域情報を重要視し、朝の街をリポートするラジオカー「ラジエモン」が活躍しました。このラジオカーからは、リアルタイムでの京都市内の情報や様子がリスナーに伝えられました。
加えて、スポーツコーナーも設けられており、途中から
梶原誠が担当、スポーツニュースや解説を加えて番組全体に活気を与えました。
番組内の人気コーナー
番組は複数のコーナーで構成され、リスナーを飽きさせることなく様々な内容が展開されていました。
1.
朝の歳時記:その日の季節感を感じさせる内容で、リスナーの心に残るテーマを取り上げました。
2.
交通情報:通勤通学時の重要な情報を提供し、多くの方に重宝されていました。
3.
ここにこの人:ゲストにスポットを当て、その人の趣味や特技を紹介しました。
4.
話題のスポット:地域の注目スポットやイベントを紹介し、リスナーに出かけたくなるような情報を提供。
5.
武田鉄矢・今朝の三枚おろし:特別コーナーとして、著名な武田鉄矢が鋭い視点で時事ネタを語る人気コンテンツ。
6.
人間心意気や
人間交遊録:深い人間ドラマを掘り下げたコーナーで、リスナーが共感するエピソードを掘り起こしました。
7.
京都発見滋賀発見:地域に関する情報を掘り起こし、リスナーに新しい視点を提供しました。
8.
売り切れ御免!山ちゃん商店:盛り上がる話題の市場を取り上げ、リスナーとともに楽しむコーナー。
9.
とっておき京都:京都の隠れた魅力を再発見するためのコーナーでした。
このように、『
諸口あきらのフレッシュモーニング』は、リスナーに向けた多彩な内容を提供し、地域密着型の情報番組として愛されていました。多くの人々の朝を支え、親しまれたこの番組は、京都のラジオシーンの一翼を担う存在として、記憶に残っています。