諸星和己

諸星和己（もろほし かずみ）

諸星和己は、1970年8月12日生まれで、静岡県富士市で育った日本の歌手、俳優、そしてタレントです。彼は、男性アイドルグループ・光GENJIの元メンバーとして知られ、一世を風靡しました。諸星は1984年に上京し、ジャニーズ事務所に入所、1987年には光GENJIのメンバーとしてデビューしました。このグループは、彼が成功したキャリアの基盤を築くことになります。

キャリアの道のり

1991年、諸星はミュージカル『GOLDEN BOY』で初めて主演を果たしました。この経験は、彼の演技キャリアを広げるきっかけとなり、その後も多くの舞台やミュージカルに出演しました。1994年にはソロ活動を開始し、1枚目のシングル『一匹狼』がオリコン週間ランキングで9位を記録。続けてリリースした『ECSTACY』やアルバム『RA・KU・GA・KI』も注目を集めました。

1995年に光GENJIが解散し、その後諸星はジャニーズを離れ独立。歌手、俳優として多様な活動を展開し、さらには辰吉丈一郎の入場曲を作成するなどの才能も発揮しました。独立後はニューヨークに移り住み、新たな挑戦に取り組みます。

自社の音楽レーベルである「PINK A ROCK RECORDS」を2000年に設立し、以降も毎年ファンクラブ限定のCDを発表し続けています。アルバム『shake』やシングル3作品のリリースもあり、特に2007年のシングル『なぁ』はオリコン週間インディーズランキングで1位を獲得しました。

2009年にはミュージカル『EVIL DEAD THE MUSICAL〜死霊のはらわた〜』で主演を果たし、彼の演技力は観客に強烈な印象を与えました。また、2011年にはTUBEのチャリティープロジェクト『RESTART JAPAN』に参加し、たった一日で130名以上のファンとともに大規模な活動を行いました。2014年には大沢樹生監督の初映画『鷲と鷹』で主演を務め、自身の演技キャリアに新たなページを加えました。

プライベートと人間関係

諸星和己の身長は169cmで、特技はスキューバダイビング。趣味は多岐にわたり、ゴルフや乗馬、バイク、ギター、さらに絵画や書道にも親しんでいます。また、ビートたけしとの親交もあり、彼の1994年のバイク事故では第一発見者として事件に関与。ジャニーズを退社後はたけし軍団に加入したものの、与えられた芸名が嫌で脱退しました。

ディスコグラフィー

諸星は音楽活動を通じていくつかのアルバムやシングルをリリースし、映像作品も多く手がけています。代表的なアルバムには、1994年の『RA・KU・GA・KI』、2003年の『shake』などがあります。また、数多くのシングルも発表しており、映像作品には初のソロコンサートを収録した『FIRST SOLO CONCERT 一匹狼 LONELY WOLF』などがあります。

現在

2020年8月にはアメーバオフィシャルブログを開設し、ハワイに住んでいることを公表。近年も音楽活動や舞台、テレビ出演を通じて多くのファンに支持されており、その多彩な才能を活かし続けています。彼の活動は、ますます多くの人々に感動を与えることでしょう。

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