議政府KB損害保険スターズ

議政府KB損害保険スターズ

議政府KB損害保険スターズ（ウィジョンブKBソンヘボムスターズ）は、韓国の議政府市を本拠地にした男子バレーボールチームです。そのルーツは1976年に遡り、金星バレーボールチームとして設立されました。初年に全国選手権を制し、早くもその名を全国に知らしめる結果を残しました。

歴史の歩み

チームは1992年にラッキー火災海上保険（現在のKB損害保険）に所属することとなり、その翌年の1995年には名前がLG火災に変更されました。1999年にはLGグループから独立し、LIGグループに属することになります。

2005年に韓国のVリーグが設立されると、プロクラブとしてVリーグに参加。チーム名はLG火災グレイターズに改められ、本拠地も亀尾市に移動しました。しかし、初年度の3位入賞を除き、その後のシーズンは目立った成績を残せず、多くの苦難の時期を迎えることになります。

プロ化後、2012年にKOVOカップで優勝し、ようやく初のタイトルを手に入れました。すると2015年には親会社がKB金融グループに買収され、チーム名がKB損害保険スターズに変更され、新たなスタートを切ります。

さらに2017年に本拠地を亀尾市から議政府市に移転し、地域に根ざしたチームとして新たな挑戦を始めました。

2021/22シーズンの活躍

2021/22シーズンでは、Vリーグのレギュラーラウンドで2位という成績を収め、16シーズンぶりの3位を確定させました。この結果がもたらしたのは、プレーオフへの進出であり、初めての優勝決定戦進出を果たしました。

優勝決定戦ではレギュラーラウンドの優勝チーム、仁川大韓航空ジャンボスと対戦し、2試合目に勝利して1勝1敗の状況を作り出します。最終戦でもフルセットに及ぶ接戦を繰り広げたものの、惜しくも優勝を逃し、プロ化後初めて準優勝の栄冠を手にしました。

主な選手と成績

歴代には、金星通信時代から在籍していたキム・ホチョルや、海外選手のギリェルモ・ファラスカ、オレオル・カメホ、トーマス・エドガーなどが活躍してきました。

チームの成績としては、Vリーグでは準優勝が1回（2021-2022シーズン）、KOVOカップでは1回の優勝（2012年）、また準優勝が3回（2007年、2016年、2018年）となっています。

これからの議政府KB損害保険スターズは、更なる成長とタイトル獲得を目指して、地域と共に歩んでいくことでしょう。公式サイトも活用しながら、彼らの舞台裏や最新情報に注目していきたいですね。

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