谷口裕一

谷口裕一：リングとトラックを駆けるプロレスラー

谷口裕一（たにぐち ゆういち、1978年8月26日生まれ）は、神奈川県綾瀬市出身のプロレスラー。大日本プロレスに所属し、そのキャリアは四半世紀を超える。

プロレスラーとしての軌跡

1994年10月、NOWのリングでデビュー。その後、大日本プロレスの旗揚げに参加し、「たにぐちゆういち」として、ランドセルを背負った小学生レスラーに変身。そのコミカルなキャラクターは、多くのファンを魅了した。

一時期、大日本プロレスを離れるも、2002年にフリーランスとして復帰。2006年からは正式に所属となり、リングだけでなく、団体のトラック運転手としても活躍している。

大黒坊弁慶との長年の抗争を経て、タッグを結成。BJW認定タッグ王座に挑戦するなど、新たな展開を見せた。

2016年には体調不良で長期欠場を余儀なくされたが、バスの運転手として会場に姿を見せ、SNSで情報を発信するなど、プロレスへの情熱を持ち続けた。

2017年8月に復帰。しかし、その裏では重い糖尿病との闘いがあった。目の疾患などの合併症を伴い、プロレス生命はおろか、命の危機もあったという。それでも彼はリングに上がり続け、観客を魅了し続けている。

2019年10月には、デビュー25周年記念興行を開催。長年のキャリアを祝福した。

得意技

谷口のファイトスタイルは、レスリングで培ったグラウンド技と、故・上田馬之助を彷彿とさせるチョップが特徴だ。

ボディスラム: シンプルながらも、勢いのある投げで相手にダメージを与える。
ノーザンライトスープレックス: 美しいブリッジで相手を固める。
各種チョップ: クロスチョップ、発射（車）式クロスチョップ、逆水平チョップ、モンゴリアンチョップなど、多彩なチョップを繰り出す。

試合中のムーブ

ロープ渡り
対戦相手からデッドリードライブで投げられると「お母さ～ん」と絶叫する。

入場テーマ曲

「ビタースウィート・サンバ」ハーブ・アルパート＆ティファナ・ブラス
「チャンピオン」アリス
「D・U・C」(大日本プロレス ミュージック・ファイル収録) - 現在使用中

谷口裕一は、病と闘いながらも、リングとトラックを駆け抜けるプロレスラーだ。その姿は、多くの人々に勇気を与えている。

外部リンク

大日本プロレス公式サイトにリンク'>選手プロフィール 谷口裕一 - 大日本プロレス公式サイト
たにぐちゆういち (@taniguchiyuihi) - X（旧Twitter）

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