谷口誠治

谷口 誠治のプロフィールと活動履歴

谷口誠治（たにぐち せいじ）は、1959年7月10日生まれの実業家であり、演出家、芸能プロモーターとして知られています。現在はフォーチュンエンターテインメントの代表取締役社長を務めています。

出生と初期の経歴

大阪府吹田市にて育った谷口は、もともと公務員として働いていました。しかし、彼が持つ「世界で通用する人間になりたい」という強い志のもと、芸能界に入りました。ミュージカルの世界ツアーに参加した後、日本に帰国し、数多くのショーやイベントの演出を行いました。

芸能界への道

谷口が芸能プロダクションを設立するきっかけとなったのは、大阪の大学時代にローラースケートブームを受けて、知人のスケートリンクをプロデュースし成功させた経験からでした。これを機に、彼は日本全国でローラースケートリンクを次々とオープンさせ、プロスケーターとしても活動。公務員からの転身は、彼の夢への第一歩となりました。

その後、彼はNHKのドキュメンタリー番組に取り上げられ、レギュラー番組を持つようになります。そして1992年には、自らのプロダクション「タニプロモーション」を設立し、そこから多くの有名タレント、特に女優の菅野美穂を発掘し、マネジメントを始めました。

プロデュース業の発展

1995年にはインラインスケート事業を立ち上げ、さらにエンターテイメントの幅を広げるために株式会社フォーチュンを設立。デジタル映像コンテンツや出版、ステージ企画の制作を行い、業界での地位を確立していきます。特に、2009年以降名古屋でのエンターテインメント文化の創造に力を入れ、「IKEMEN☆NAGOYA」というオーディション番組を放送し、新しい挑戦を続けました。

BOYS AND MENの創設

さらに2010年には「BOYS AND MEN」を設立し、男性版宝塚歌劇団の構想を具体化させます。ボーイズグループの発掘とプロデュースに力を注ぎ、名古屋発のエンターテイメント文化として全国的に注目される存在に成長させました。彼がプロデュースしたボーイズグループは、数々のヒットを飛ばし、愛され続けています。

影響力とビジョン

谷口は「ピンチはチャンス」や「夢は叶えるもの」といった信念を持ち、エンターテイメント業界において確かな影響を残してきました。彼の目標は、100年続く宝塚歌劇団のように、名古屋からスタートしたエンターテイメントを全国、さらには世界へと広げることです。

彼の多岐にわたる経歴や挑戦は、常に新しい可能性を追い求める姿勢を示しています。谷口誠治は、今後も日本のエンターテイメントの発展に貢献し続けていくことでしょう。

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