谷口達郎
TATSURO（たつろう）は、1981年1月16日生まれ、A型。
日本の写真家および写真作家として活動しており、写真家としては「TATSURO」、写真作家としては「たつろう」の名義を用いることがあります。
大学卒業後、STUDIO FOBOSに入社し、スタジオマンとして写真技術の研鑽を積みました。スタジオスタッフコンテストでの受賞経験もあります。2005年、24歳の若さで自身の写真事務所を設立し、東京都目黒区を拠点にプロフェッショナルとしてのキャリアを本格的にスタートさせました。
写真家としての主な仕事は、雑誌、書籍、広告といった媒体で様々な分野の著名人を撮影することです。これまでに、吉高由里子、菜々緒、広末涼子、山田優といった俳優、サンドウィッチマン、バナナマン、品川庄司らお笑い芸人、フィギュアスケート選手の浅田真央、政治家の東国原英夫など、幅広い層の人物を捉えてきました。2015年頃からは、斎藤工、菅田将暉、千葉雄大、ジャニーズグループなど、特に若手俳優陣の撮影が増加しています。
広告写真の分野でも多くの実績を残しており、東芝とインテルが共同で手がけるdynabookのカタログ、テレビ朝日主催の美術展「桂由美×假屋崎省吾『美の饗宴』」の主要ビジュアル、香港企業YAMADAMIYURAの大型バスや地下鉄広告、グッズ写真などを担当。また、日本コカ・コーラの「ジョージア」広告や、トヨタ自動車のWeb広告写真も手掛けています。
教育活動にも携わっており、2012年から3年間、東京都立大江戸高校で選択美術の写真科目の講師を務めました。
スタジオ経営にも進出し、2015年には渋谷に3階建ての撮影・キッチンスタジオ「Studio Halfstar」を開設しました。このスタジオは「金スマ」「嵐にしやがれ」「ヒルナンデス」「めざましテレビ」といったテレビ番組をはじめ、多くの雑誌やCM撮影で利用されました。2020年には、開業5周年を機にStudio Halfstarを品川・天王洲アイルへ移転・拡張。撮影機能に加え、飲食スペースやカンファレンススペースを併設し、従来の約3倍の面積を持つマルチイベントスペース「KITEN」としてリニューアルオープンしました。平日はランチやディナー営業、休日はイベント誘致を行うなど、多角的な運営を行っています。
写真作家「たつろう」としては、より個人的な創作活動を展開しています。その始まりは2001年、大学在学中に大阪の駅構内で行った作品の路上販売でした。その後、活動範囲を広げ、渋谷や新宿でも路上販売を続けましたが、道路事情の変化により2006年に終了しました。
路上販売と並行して写真詩集の制作にも力を入れ、アーティスト小田和正氏の詩に写真を提供した『風うた〜恋〜』を発表。特に2008年刊行の写真詩集『しんじてる。』は2.3万部を超えるベストセラーとなり、作家としての名声を確立しました。その後も『好きのカタチ』『ぜったい大丈夫。』など多数の写真詩集や書籍を出版し、多くの読者を得ています。ヴィレッジヴァンガードでのポストカードやグリーティングカードといったグッズ展開、Kindleストアでの連続電子書籍リリースなど、幅広いメディアで作品を発表しました。映画コメンテーターのLiLiCoや音楽グループSonar Pocketのアイロンなど、著名人の中にもたつろう氏の作品のファンがいることが知られています。
写真家「TATSURO」名義での活動では、国際的な側面も持ち合わせています。2012年以降、仕事の合間を縫ってバックパッカーとして世界各地を旅し、2017年10月までに90カ国を渡航しました。特にアフリカや南米といった発展途上国を中心に旅をしながら撮影を行っています。学生時代の美術経験を活かし、写真を水彩画のような独特のタッチで仕上げる作風に注力しています。2015年には、国内大手カメラメーカーであるCanonとNikonの公募展で相次いで選出され、これを機に国際的な活動を意識し、名義をローマ字の「TATSURO」としました。2016年には、世界で撮影した写真の販売・レンタルを開始。また、写真集『共生』を刊行し、関連イベントや雑誌との連動企画を実施しました。2017年末からは共同通信社を通じて、自身のアフリカ旅に関する写真コラムを地方紙で連載しました。
キャリアを通じて、個展やグループ展を多数開催しており、主要都市のギャラリーで作品を発表してきました。
このように写真家、写真作家、スタジオ経営者として多岐にわたる活動を展開していましたが、2025年6月6日、知人のクレジットカード情報を不正に利用し、インターネット上でアダルト動画を購入したとして、電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたことが報じられました。
多方面で活躍した人物として知られていますが、近年の出来事がそのキャリアに大きな影響を与えています。
日本の写真家および写真作家として活動しており、写真家としては「TATSURO」、写真作家としては「たつろう」の名義を用いることがあります。
大学卒業後、STUDIO FOBOSに入社し、スタジオマンとして写真技術の研鑽を積みました。スタジオスタッフコンテストでの受賞経験もあります。2005年、24歳の若さで自身の写真事務所を設立し、東京都目黒区を拠点にプロフェッショナルとしてのキャリアを本格的にスタートさせました。
写真家としての主な仕事は、雑誌、書籍、広告といった媒体で様々な分野の著名人を撮影することです。これまでに、吉高由里子、菜々緒、広末涼子、山田優といった俳優、サンドウィッチマン、バナナマン、品川庄司らお笑い芸人、フィギュアスケート選手の浅田真央、政治家の東国原英夫など、幅広い層の人物を捉えてきました。2015年頃からは、斎藤工、菅田将暉、千葉雄大、ジャニーズグループなど、特に若手俳優陣の撮影が増加しています。
広告写真の分野でも多くの実績を残しており、東芝とインテルが共同で手がけるdynabookのカタログ、テレビ朝日主催の美術展「桂由美×假屋崎省吾『美の饗宴』」の主要ビジュアル、香港企業YAMADAMIYURAの大型バスや地下鉄広告、グッズ写真などを担当。また、日本コカ・コーラの「ジョージア」広告や、トヨタ自動車のWeb広告写真も手掛けています。
教育活動にも携わっており、2012年から3年間、東京都立大江戸高校で選択美術の写真科目の講師を務めました。
スタジオ経営にも進出し、2015年には渋谷に3階建ての撮影・キッチンスタジオ「Studio Halfstar」を開設しました。このスタジオは「金スマ」「嵐にしやがれ」「ヒルナンデス」「めざましテレビ」といったテレビ番組をはじめ、多くの雑誌やCM撮影で利用されました。2020年には、開業5周年を機にStudio Halfstarを品川・天王洲アイルへ移転・拡張。撮影機能に加え、飲食スペースやカンファレンススペースを併設し、従来の約3倍の面積を持つマルチイベントスペース「KITEN」としてリニューアルオープンしました。平日はランチやディナー営業、休日はイベント誘致を行うなど、多角的な運営を行っています。
写真作家「たつろう」としては、より個人的な創作活動を展開しています。その始まりは2001年、大学在学中に大阪の駅構内で行った作品の路上販売でした。その後、活動範囲を広げ、渋谷や新宿でも路上販売を続けましたが、道路事情の変化により2006年に終了しました。
路上販売と並行して写真詩集の制作にも力を入れ、アーティスト小田和正氏の詩に写真を提供した『風うた〜恋〜』を発表。特に2008年刊行の写真詩集『しんじてる。』は2.3万部を超えるベストセラーとなり、作家としての名声を確立しました。その後も『好きのカタチ』『ぜったい大丈夫。』など多数の写真詩集や書籍を出版し、多くの読者を得ています。ヴィレッジヴァンガードでのポストカードやグリーティングカードといったグッズ展開、Kindleストアでの連続電子書籍リリースなど、幅広いメディアで作品を発表しました。映画コメンテーターのLiLiCoや音楽グループSonar Pocketのアイロンなど、著名人の中にもたつろう氏の作品のファンがいることが知られています。
写真家「TATSURO」名義での活動では、国際的な側面も持ち合わせています。2012年以降、仕事の合間を縫ってバックパッカーとして世界各地を旅し、2017年10月までに90カ国を渡航しました。特にアフリカや南米といった発展途上国を中心に旅をしながら撮影を行っています。学生時代の美術経験を活かし、写真を水彩画のような独特のタッチで仕上げる作風に注力しています。2015年には、国内大手カメラメーカーであるCanonとNikonの公募展で相次いで選出され、これを機に国際的な活動を意識し、名義をローマ字の「TATSURO」としました。2016年には、世界で撮影した写真の販売・レンタルを開始。また、写真集『共生』を刊行し、関連イベントや雑誌との連動企画を実施しました。2017年末からは共同通信社を通じて、自身のアフリカ旅に関する写真コラムを地方紙で連載しました。
キャリアを通じて、個展やグループ展を多数開催しており、主要都市のギャラリーで作品を発表してきました。
このように写真家、写真作家、スタジオ経営者として多岐にわたる活動を展開していましたが、2025年6月6日、知人のクレジットカード情報を不正に利用し、インターネット上でアダルト動画を購入したとして、電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたことが報じられました。
多方面で活躍した人物として知られていますが、近年の出来事がそのキャリアに大きな影響を与えています。
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